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薬物乱用の害

印刷ページ表示 ページ番号:0006597 2007年5月24日更新医薬安全課


種  類 


覚せい剤 


大  麻 

麻     薬

ヘロイン

コカイン











乱用による
弊   害














 


 100mg程度の量を急速に注射すると、死に至ることがある。気分の高揚・自身感の増大・多幸感・疲労感の減少等の作用があるため、薬物への欲求(精神的依存症)を生じる。連用すると、極めて速やかに耐性が形成され、薬用量は増加し、正常人の致死量の10~30倍量にも耐えられるようになる。
 習慣になった後、薬の使用を中止すると、脱力感、不安感等が現れるが、明らかな身体異状(身体的依存による退薬症状)は認められない。慢性中毒になると、幻覚・妄想などの精神分裂症状に類似した症状が現れる。

 


 緩和な状態で自制心が失われるため、潜在意識が言動として表れ、妄想をきたして感情が不安定となり、些細なことにも哄笑する。次いで、時間及び空間の感覚に障害が起こる。症状がさらに進むと、非常に強い興奮状態となり、狂乱の状態を誘発して、暴力行為や殺人を行うこともある。












 


 正常人が、50~100mgを使用すると、酩酊状態となり、睡眠さらに昏睡に陥り、呼吸麻痺により死亡する。2.5~5mgを使用すると、多幸感を感じるため、精神的依存性を生じる。連用すると極めて速やかに耐性が形成され、薬用量は増加し、正常人の致死量の10~20倍に達するまでの習慣になった後、使用を中止すると、鳥肌・吐気・嘔吐・下痢・興奮・痙攣といった退薬症状が発現する。
慢性中毒になると、衰弱消耗状態が見られることもあるが、栄養を十分に摂った場合は外見的には健康人とあまり違わない。



 


 毒性が強く、1gで死亡するといわれている。急性毒性の死因は、延髄に作用し、失神・呼吸困難になり、瞬時に死に至る。
初めて使用したときは吐気・不眠などの不快感を生ずるが2度目以降は依存性を生じさせるような陶酔感を覚える。
コカイン中毒の特徴は、おしゃべりになること、身体が軽く感じられ、しばしば狂人のように走り回り出すことである。進行すると、幻覚・幻聴を伴うようになり、皮膚や粘膜における感電感や刺されるような感じなどの異常感及び掻痒感が起こる。