本文
道路橋梁の長寿命化
概要
岡山県が管理する道路橋梁は、橋長15m以上が1,014橋、橋長15m未満が2,057橋の計3,071橋(令和2年3月時点)あります。これらの橋梁は、高度経済成長期に建設されたものが多く、50年経過橋梁数は、現在の961橋(31%)から20年後には2,413橋(79%)となり、急速に高齢化が進行する見込みです。
今後、限られた予算や人員の中、従来の事後保全型の維持管理を行った場合、補修・更新費用が増大し、適切な維持管理を続けることが困難になる恐れがあります。
そのため、道路ネットワークの安全性・信頼性を確保するとともに、維持管理及び更新費用の縮減と平準化を図るため、岡山県道路橋梁維持管理計画に基づき、長寿命化対策を推進しています。
そのため、道路ネットワークの安全性・信頼性を確保するとともに、維持管理及び更新費用の縮減と平準化を図るため、岡山県道路橋梁維持管理計画に基づき、長寿命化対策を推進しています。
岡山県道路橋梁維持管理計画について
平成19年度から平成21年度にかけて、15m以上橋梁の初回点検を実施し、岡山県道路橋梁維持管理計画(H22.8)を策定しました。その後、平成22年度から平成26年度にかけて、15m以上橋梁の2回目点検及び15m未満橋梁の初回点検を実施し、岡山県道路橋梁維持管理計画(H27.7)に改定しました。
さらに、平成26年度の道路法施行規則の改正に伴い、平成26年度から平成30年度までに近接目視を基本とした点検を実施したことを踏まえ、岡山県道路橋梁維持管理計画(R2.3)を改定しました。
さらに、平成26年度の道路法施行規則の改正に伴い、平成26年度から平成30年度までに近接目視を基本とした点検を実施したことを踏まえ、岡山県道路橋梁維持管理計画(R2.3)を改定しました。
岡山県道路橋梁維持管理計画(令和2年3月)
・計画の基本方針
方針1:「事後保全型の維持管理」から、「予防保全型の維持管理」へ転換する。
方針2:ライフサイクルコストの縮減と補修・更新費用の平準化を図る。
方針3:定期点検を確実に実施し、補修、更新の時期を定め、計画的に実施する。
方針4:人材育成及び橋梁に関する最新技術の習得に努める。
方針5:今後の定期点検や補修の実施状況、財政事情や社会情勢の変化等を反映し、適宜計画を見直す。
・計画対象
15m以上の橋梁1,014橋 15m未満の橋梁2,057橋
・点検手法
5年に1回の頻度で近接目視点検を実施
方針1:「事後保全型の維持管理」から、「予防保全型の維持管理」へ転換する。
方針2:ライフサイクルコストの縮減と補修・更新費用の平準化を図る。
方針3:定期点検を確実に実施し、補修、更新の時期を定め、計画的に実施する。
方針4:人材育成及び橋梁に関する最新技術の習得に努める。
方針5:今後の定期点検や補修の実施状況、財政事情や社会情勢の変化等を反映し、適宜計画を見直す。
・計画対象
15m以上の橋梁1,014橋 15m未満の橋梁2,057橋
・点検手法
5年に1回の頻度で近接目視点検を実施
岡山県道路橋梁維持管理計画(橋梁個別工程表)(令和2年3月)
・記載項目
橋梁名、路線名、所在地、橋種、架設年度、最新点検年次、対応区分、点検時期
なお、橋梁個別工程表は、定期点検結果から定期的に更新することとしています。
橋梁名、路線名、所在地、橋種、架設年度、最新点検年次、対応区分、点検時期
なお、橋梁個別工程表は、定期点検結果から定期的に更新することとしています。
関連リンク
橋梁点検
橋梁点検は、基本的には県職員が点検することとしていますが、近接目視点検を実施するには橋梁点検車を使用しなければならないような橋梁については、業者へ委託して点検を実施しています。
橋梁点検研修
県職員が点検を実施することから、職員の橋梁点検に関するスキルアップが必要です。そのため、毎年県職員や市町村職員を対象とした研修を実施し、人材育成に努めています。
座学により県の長寿命化対策や点検マニュアルの説明を行い、その後、現地で実際に打音点検などを実施して、点検手法を学びます。
座学により県の長寿命化対策や点検マニュアルの説明を行い、その後、現地で実際に打音点検などを実施して、点検手法を学びます。