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気づいたことからはじめよう!(外国人)
どうして心配なの?
あるアパートの一室、家族の会話です。
母 親:「今度うちの隣に、外国の人が入るんですって。」
父 親:「どこの国の人なのかな。」
母 親:「言葉や習慣が違うんでしょ。
うまくやっていけるかしら?心配だわ。」
子ども:「どうして外国の人が隣に住むと心配なの?
学校にも外国人の先生がいるけど、とっても楽しい先生だよ!」
母 親:「今度うちの隣に、外国の人が入るんですって。」
父 親:「どこの国の人なのかな。」
母 親:「言葉や習慣が違うんでしょ。
うまくやっていけるかしら?心配だわ。」
子ども:「どうして外国の人が隣に住むと心配なの?
学校にも外国人の先生がいるけど、とっても楽しい先生だよ!」
私たちの心の中には、外国人を温かく迎えようとする気持ちがある一方、異なる文化や習慣などに対して、自分の価値観で判断したり、外国人を敬遠したりするようなことはないでしょうか。 国が違えば、言葉、文化、生活習慣などが違うのは当たり前のことです。そして、その人たちは、私たち日本人と同様に、自分たちの国の言葉や文化を誇りに思い、大切にしています。 外国人による犯罪などが報じられると、短絡的にその国の人すべてが悪いような言い方をする人もいますが、偏見にとらわれず、心を開きコミュニケーションをとりながら、相手の文化や習慣などを受け止め、お互いに認め合う、多文化共生社会を実現しましょう。 |