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エボラ出血熱
エボラウイルス(フィロウイルス科)による熱性疾患である。
潜伏期間は2~21日(平均約1週間)で、発症は突発的である。
症状は発熱(ほぼ必発)、疼痛(頭痛、筋肉痛、胸痛、腹痛など)、無力症が多い。
2~3日で急速に悪化し、死亡例では約1週間程度で死に至ることが多い。出血は報告にもよるが、主症状ではないことも多い(2000年ウガンダの例では約20%)。
ザイール型では致死率は約90%、スーダン型では致死率は約50%である。
ヒトからヒトへの感染は血液、体液、排泄物等との直接接触により、空気感染は否定的である。
・ エボラ出血熱 2002年版(国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト)
・ エボラ出血熱(国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト)
※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。