本文
黄熱
フラビウイルス科に属する黄熱ウイルスの感染によるウイルス性出血熱である。
ネッタイシマカなどにより媒介される。潜伏期間は3~6日間で、発症は突然である。悪寒又は悪寒戦慄とともに高熱を出し、嘔吐、筋肉痛、出血(鼻出血、歯齦出血、黒色嘔吐、下血、子宮出血)、蛋白尿、比較的徐脈、黄疸等を来す。普通は7~8病日から治癒に向かうが、重症の場合には乏尿、心不全、肝性昏睡などで、5~10病日に約10%が死亡する。
※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。