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オウム病
オウム病クラミジアChlamydophila(Chlamydia)psittaci を病原体とする呼吸器疾患である。
主にオウムなどの愛玩用のトリからヒトに感染し、肺炎などの気道感染症を起こす。1~2週間の潜伏期の後に、突然の発熱で発病する。初期症状として悪寒を伴う高熱、頭痛、全身倦怠感、食欲不振、筋肉痛、関節痛などがみられる。呼吸器症状として咳、粘液性痰などがみられる。軽い場合はかぜ程度の症状であるが、高齢者などでは重症になりやすい。胸部レントゲンで広範な肺病変はあるが、理学的所見は比較的軽度である。重症になると呼吸困難、意識障害、DICなどがみられる。発症前にトリとの接触があったかどうかが診断のための参考になる。
オウム病(psittacosis )とは(国立感染所研究所)
※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。