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日本脳炎

印刷ページ表示 ページ番号:0490186 2014年2月28日更新感染症情報センター

フラビウイルス科に属する日本脳炎ウイルスの感染による急性脳炎である。

 ブタが増幅動物となり、コガタアカイエカなどの蚊が媒介する。感染後1~2週間の潜伏期を経て、急激な発熱と頭痛を主訴として発症する。その他、初発症状として全身倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛も存在する。その後、症状は悪化し、項部硬直、羞明、意識障害、興奮、仮面様顔貌、筋硬直、頭部神経麻痺、眼振、四肢振戦、不随意運動、運動失調、病的反射が出現する。知覚障害はまれである。発熱は発症4~5日に最も高くなり、熱はその後次第に低下する。致死率は約25%、患者の50%は後遺症を残し、その他は回復する。死亡する場合は発症後1週間程度で死亡する。

日本脳炎とは (国立感染症研究所)

日本脳炎ワクチン接種に関するQ&A (厚生労働省)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。