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獣害対策新技術研修会を開催(東備地域)

印刷ページ表示 ページ番号:1012685 2025年12月11日更新東備農業普及指導センター
 普及指導センターは、12月8日、和気町のJA晴れの国岡山佐伯支店で「獣害対策新技術研修会」を開催し、稲作農家、集落営農組織、関係機関担当者22名が参加しました。
 研修会では、(株)野生鳥獣対策連携センターの協力により、今年度和気町の集落営農法人で実証した電気柵監視システム「EfMoSJr.(エフモスジュニア)」の成果について、報告しました。 
 このシステムで電圧の低下をスマホに通知することにより、雑草繁茂や支柱倒伏などによるトラブルに迅速に対応することができ、草刈り回数も必要最小限に省力化できました。
 (株)野生鳥獣対策連携センターからは、イノシシやシカが増えた現在、防護対策だけでは不十分で、捕獲と並行して進めることの重要性も説明されました。
 また、県農林水産総合センターから、HPで確認できる鳥獣種別被害防止対策マニュアルや効果の高かったイノシシ防護対策について現地事例が紹介されました。
 参加農家からは「箱わなの効果的な設置方法は?」といった具体的な質問が出され、関心の高さがうかがえました。
 普及指導センターは今後も有効な獣害対策について、農業者に情報提供をしていきます。
【現場で電気柵監視システムについて参加者に説明】
現場で電気柵監視システムについて参加者に説明