備南広域農業普及指導センターは、8月22日と30日にJA晴れの国岡山船穂支店会議室で、農業版事業継続計画(BCP)作成を学ぶ研修会を開催しました。倉敷・井笠地域の農業者、実務研修生、市や備中県民局の担当者など延べ57名が出席しました。
BCP専門家の近藤寿史氏(事業継続主任管理士、防災士)から、農業をとりまくリスクやBCPについて学び、グループで農業のリスク、対応、準備等について話し合い、表に記載することで理解を深めました。
BCPは、訓練等を通して改善し、いざという時の実行性を高めることが大切です。参加者からは、「簡易版BCPを作成してみたが、熟考が必要だと思った。改善により計画を充実させたい。」「個人でできることは限られているため、産地等での連携も大切。」との感想がありました。
普及指導センターでは、今後も、BCP作成支援や、産地等で連携した取り組みの機運醸成を図る予定です。
【BCPの講義を熱心に聞く受講者たち】
【グループ検討結果を発表する受講者たち】