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新見農業普及指導センターは9月6日、潮集落(新見市上熊谷)で「鳥獣害対策研修会」を開催し、地元集落代表や市職員、県普及指導員、鳥獣対策専門家の計11名が参加しました。
潮集落は、昨年、イノシシ及びニホンザルによる水稲の被害(稲穂の食害、茎葉の倒伏)を受けたことから、今年度電気柵とワイヤーメッシュを組み合わせた「複合柵」と「電気柵」の防護効果を実証中で、その効果を検証するため関係者が集まり意見交換しました。
普及センターは「電気柵」でイノシシの侵入が見られたものの、センサーカメラで侵入状況を確認し、電気柵線の3段張りや特定された侵入箇所に複数列電気さく線を設置し侵入を防いでいる取り組みを報告しました。
水稲の収穫予定が10月下旬~11月上旬のため、引き続きセンサーカメラによる加害獣種の特定と効果的な防護対策で水稲被害の軽減を図ることを参加者で申し合わせました。
【鳥獣対策専門家による現地指導】
【獣種を特定するセンサーカメラ】
お問い合わせ先
岡山県備中県民局農林水産事業部 新見農業普及指導センター
電話番号 0867-72-9177