備南広域農業普及指導センターは11月24日に備中県民局で令和5年度備南広域農業普及指導センター普及活動成果検討会を農業者とJA、市町関係者等を参集して開催しました。
普及指導計画のトップ重点課題であるぶどうでは、ピオーネ、シャインマスカットの品質向上、房型改善と新規就農者の育成確保の取り組みを発表しました。また重点課題では、環境制御と安定生産技術の普及に取り組むいちご、安定生産のための品種比較とマーケティングに取り組むごぼう、そしてWCS用稲の省力化と品種転換に取り組む集落営農の3課題を発表しました。
農業者の代表からは建設的な意見が多く、「さらに取り組みを強化してほしい」との要望がありました。また、JAからは「ぶどうの品質改善を協調して進めたい」、「いちごは集荷体制に課題がある」、市町からは「肥料・資材高騰のなか普及現場と連携して農業行政を推進していきたい」、新規就農者の確保では「就農希望者への産地とのマッチングで連携でき移住定住に成果が上がっている」との意見をいただきました。
普及指導センターでは今回の意見を今後の活動に反映させるとともに、取り組みが関係機関、農業者から高く評価されたことに職員は自信と意欲を深めました。
【トップ重点課題ぶどうの取組事例発表】
【発表に対する農業者からの意見】
【農業者、関係機関との意見交換】