倉敷地方施設いちご研究会は、1月11日、倉敷市役所展示ホールで、いちご共進会を開催しました。当日は、「紅ほっぺ」7点、「おいCベリー」7点、「章姫」4点、「さがほのか」3点、「かおり野」2点、「スターナイト」2点、その他品種2点の8品種、計27点が出品され、吉備の国スイーツ研究会会員、市場、JAや普及指導センターの職員ら8名の審査員が外観や食味等を審査し、優れた5点が選出されました。
今作は猛暑による花芽分化の遅れなど栽培管理が難しい年でしたが、環境モニタリング等の導入により、出品されたいちごは色艶や形など外観が美しく、食味も良好で優れた品質でした。
また、翌日に行われた表彰式と即売会では、多くの方に倉敷地域のいちごをPRすることができました。
普及指導センターは今後も、個別指導や「いちご通信」の発行、研修会等を通じて、いちご研究会活動の活性化とブランド品種を中心とした倉敷地域のいちご生産の振興に取り組みます。
・倉敷地方施設いちご研究会:研究会員21人、面積260a
(倉敷市、総社市のいちご生産者からなる)
・共進会の受賞者(品種・住所)は次のとおり
備中県民局長賞 : 小川和重さん(かおり野・倉敷市)
総社市長賞 : 秋山哲哉さん(おいCベリー・総社市)
倉敷市長賞 : 安原雅士さん(スターナイト・倉敷市)
晴れの国岡山農業協同組合長賞 : 星島彰雄さん(紅ほっぺ・倉敷市)
倉敷地方施設いちご研究会長賞 : 松野昭一さん(おいCベリー・総社市)
・吉備の国スイーツ研究会:岡山県内の特産品を使ったスイーツで地産地消を盛り上げるために、倉敷市や笠岡市などの和、洋菓子店主が立ち上げた団体
【共進会の審査の様子】