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おかやま有機無農薬農産物の生産、レンゲ活用について先進的経営体と組織が他県自治体からの視察を受けました(倉敷地域)
2月5日、倉敷市庄地区の山﨑農園に高知県香南市の市長、公社職員ら13名が視察に来られました。
山崎農園は、岡山県が有機JAS規格を満たした上で、更に厳しい化学肥料や農薬を一切使わない独自の規格を設け、認証する「おかやま有機無農薬農産物」の米生産に取り組んでいます。
普及指導センターから「おかやま有機無農薬農産物」の概要や栽培の特徴について説明した後、山﨑氏から有機無農薬栽培の基本や農業機械等の説明がありました。
鶏ふん肥料や緑肥の活用の留意点、有機無農薬米の販路、チェーン除草の方法など、活発に質疑応答が行われました。
また、2月8日には総社市に高知県四万十町の町議会議員、町担当者ら7名が吉備路朝日米特別栽培農産物生産組合(23戸 16.7ha)の視察に来られました。
普及指導センターからは組合の概要、特別栽培農産物新表示ガイドラインに沿った「レンゲ米」について説明し、レンゲ栽培の作業時期や連作障害、ガス湧きの懸念等の質問に回答しました。
普及指導センターは、肥料高騰等に対応した鶏ふん肥料や緑肥の活用による低コスト化を推進しており、今後も普及を図るとともに、有機栽培へ取り組む農家を支援します。
【農業機械を説明する山崎氏(2月5日)】
【組合の概要説明を行う普及指導員(2月8日)】