JA晴れの国岡山西部広域営農経済センター管内のもも3産地(玉島北園芸協会、浅原園芸組合、浅口果樹出荷部会)は、6月12日、各選果場から岡山市中央卸売市場に向けて極早生品種「はなよめ」を初出荷し、翌朝には各産地の代表者が同市場のセリ場で仲買業者等に今年のももの仕上がりとシーズンスタートをPRしました。
県下最大産地の選果場である玉島北ピーチセンターでは、出荷された「はなよめ」を選果員が外観選果したのち、非破壊糖度選果機で選別しました。初出荷量は、昨年(300kg弱)より大幅に多く1.4t程度となり、果実は18玉規格以上(225g/果以上)が約3割を占め、平年より果実が大きく、選果糖度は平均13.5度と、例年になく甘く仕上がっています。
管内もも産地が連携して県内市場に一斉に初出荷する取組は、令和元年に備南広域普及指導センターの呼びかけで始まり、吉備路もも出荷組合でも6月12日に「はなよめ」を初出荷し、JA直売所で販売しています。
外観選果する選果員(玉島北ピーチセンター)
出荷されたももを確認する玉島園芸協会代表者と卸売業者
セリ場を見守る浅原園芸組合代表者と全農岡山職員
仲買業者に挨拶する浅口果樹出荷部会長(岡山中央卸売市場セリ場)