倉敷地方施設いちご研究会は、7月9日にお互いの育苗に関する情報支援するため、ほ場を巡回する現地研修会を開催し、研究会員や関係者18人が参加しました。研究会員の4ほ場を巡回したところ、どのほ場も目立った病害虫の発生はなく、おおむね順調に生育していました。
研究会員は、巡回ほ場の育苗管理の説明を熱心に聞き、お互いの栽培管理のアイデアを情報交換するなど会員同士の交流が活発に行われ、研究会の盛り上がりを感じることができました。
普及指導センターは、これまでの気象状況や育苗管理について説明し、特に育苗時に問題となる立枯性病害の対策徹底を呼びかけました。また、岡山ブランドいちごの推進や燃油価格高騰に係る事業についても情報提供しました。
今後も天敵を利用したハダニ類対策の研修会や積極的な情報発信等を通じて、いちごの生産振興を推進します。
いちごの育苗状況を見学する参加者