倉敷地方施設いちご研究会は、8月20日、21日に天敵を活用したハダニ類対策に関する研修会を開催し、研究会員や関係者27人が参加しました。
1日目は、(合)クロップマネジメントラボ代表の山中聡氏から「いちご栽培におけるIPM防除技術」について講演がありました。その後、県農林水産総合センターから殺虫剤抵抗性管理法について、普及指導センターから令和5年産での天敵に関する実証成果についても情報提供しました。
2日目は、実証ほ場において実技を交えながら、天敵導入のポイント等について情報交換し知識を深めました。
研究会員は、天敵導入時の疑問について熱心に質問し理解を深めました。さらに、お互いの工夫点を情報交換するなど、会員同士の交流も活発に行われ、研究会の盛り上がりを感じることができました。
普及指導センターは、実証結果をもとに天敵を利用したハダニ類対策マニュアルを作成するとともに、積極的な情報発信等を通じていちごの生産振興を推進します。
熱心に学ぶ研究会員