美作広域農業普及指導センターは9月24日、美作大学(津山市)で、今年度3回目の「津山産小麦を使ったパン作り研修会」を開催しました。
これまで同様、大下尚志シェフ(神戸市東灘区御影 ブーランジェリービアンヴニュ代表)を講師に招いて、パン作りの実演・実習を行いました。
最終回となる今回は、受講生の地元のパン屋14名のほかに小麦の生産者4名も参加しました。
前半は講師がラスクの作り方について実演し、後半は受講生が事前に試作し持ち寄ったラスクも併せて試食しながら、実需者と生産者が交流しました。受講生は「他のパン屋と味比べができて有意義だった。ラスクで津山を盛り上げたい」、小麦生産者は「パン屋さんが津山小麦で新しい取組みに挑戦していることが分かり、刺激を受けた」と感想を話していました。
この一連の研修会は「津山産小麦の品質向上とブランディングの推進」をテーマに、津山小麦の用途開発研究に取り組む美作大学との共同研究の一環で実施しました。
今後、普及指導センターでは、関係機関と連携して、津山産小麦のパンで作ったラスクのPRを支援します。
【ラスクづくりを実演する大下シェフ】
【持ち寄ったラスクを試食する受講生】