備南広域農業普及指導センターは、10月29日、JA晴れの国岡山真備西支店会議室で、もも、ぶどうで就農して5年以内の新規就農者や農業実務研修生ら32名を対象に、病害虫対策についての合同研修会を開催しました。
当日は、普及推進課の病害虫担当職員を講師に招き、「今年度問題となった病害虫の生態、生活環、防除について」をテーマとした講演会があり、普及指導センターからは、「病害虫防除の基礎知識について」をテーマに薬剤防除の考え方や農薬の適正使用方法を説明しました。参加者からは「カメムシの天敵は何なのか」、「農薬の残効はどれくらいあるのか」等、多くの質問があり、充実した研修会になりました。
また、6~7名に分かれたグループ討議では、技術習得や園地確保の状況など、相互の就農初期に抱える課題、経験を共有し、地域や作目の垣根を越えた交流が図られました。
病害虫の生態について説明する講師