倉敷地方施設いちご研究会は、1月30日に、倉敷市役所1階展示ホールで、いちご共進会を開催しました。当日は、「おいCベリー」を含め11品種、24点が出品され、吉備の国スイーツ研究会会員、市場、JAや普及指導センターの職員ら8名の審査員が外観や食味等を審査し、優れた5点が選出されました。
今作は、育苗期の猛暑により花芽分化が遅れた上、残暑が厳しく栽培管理が難しい年でしたが、環境モニタリングを利用した細やかな管理により、出品されたいちごは色艶や形など外観が美しく、食味も良好で優れた品質でした。
また、翌日に行われた表彰式と即売会では、多くの方に倉敷地域のいちごをPRすることができました。
普及指導センターは、今後も個別指導や「いちご通信」の発行、研修会等を通じて、いちご研究会活動の活性化支援とブランド品種を中心とした倉敷地域のいちご生産の振興に取り組みます。
・倉敷地方施設いちご研究会:研究会員22人、面積273a
(倉敷市、総社市のいちご生産者からなる)
・吉備の国スイーツ研究会:岡山県内の特産品を使ったスイーツで地産地消を盛り上げるために、倉敷市や笠岡市などの和、洋菓子店主が立ち上げた団体
共進会の審査
表彰式
いちごの栽培紹介と入賞者のいちごの展示