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井笠地域管内の稲作農家で構成する井笠地域稲作経営体ネットは、2月25日、今年度2回目の研修会を開催しました。主要テーマは、近年不稔穂の発生や米の品質低下で問題になっているイネカメムシ対策。農研機構中日本農業研究センターの研究員から、生態と出穂期直後以降の防除の重要性について説明を受けました。参加者からは効果的な防除時期や厳冬期の越冬死亡率等についての質問が出され、今作の不稔、斑点米防止に向け有意義な研修となりました。他に、ネット会員間で関心の高い高温耐性品種米の試食も行い食味を確認しました。
普及センターは、次年度もネット会員の栽培管理や経営安定に役立つ研修会や情報提供を行います。
【イネカメムシ対策について傾聴する参加者】
【高温耐性米の食味を確認】