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11月17日、井原高校生9人と井笠地方農業士11人が参加し交流研修会を開催しました。この会は、高校生の地域農業に対する理解を深めて就農への関心を促すと同時に、農業士の青年農業者育成に資することを目的に開催しているものです。平成17年に始まったこの交流研修会は、今回で19回を数えます。
笠岡湾干拓地内で営農する原田恭雄農業士のハウス内でのいちじく栽培やほ場でのタマネギ栽培について、また山中まゆみ農業士の牛舎で経営の特徴や搾乳を視察しました。その後、晴れの国岡山農協笠岡アグリセンターを会場に、3班のグループに分かれて意見交換会を行いました。「農業経営の魅力は?」や「就農のためにしておく準備は?」などの質問に対し、農業士が日頃の苦労ややりがい、また資格について熱心にアドバイスし、活発な意見交換の場となりました。
農業に関心が高い高校生との交流で相互に刺激を受け、今後の担い手の確保・育成につながることが期待されます。
【いちじく栽培を説明する農業士】
【意見交換会で互いの思いを知る】