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井笠地域稲作経営体ネットは、8月6日、矢掛町で「省力化に有効な農業用ドローンについて習得し、利用面積を拡大すること」を目的に研修会を開催しました。参加者は、稲作経営体ネット会員、市町、関係機関担当者等24名でした。
研修では、ドローンを導入している会員が、「安全な使用方法と施肥時の調整・散布時の留意点」について説明をしました。また、普及指導センターは、「ドローンを活用した水稲省力低コスト実証」の経過概要を説明しました。その後、「農業用ドローンによる尿素肥料の散布」を実演し、60aのほ場を約50分で完了しました。会員からは「暑い時期に楽だ」「バッテリー交換に手間はかかるが散布時間は早い」と効果を実感する声が上がっていました。
この他、「非プラスチック被覆肥料の実証」について、普及指導センターから生育状況について説明しました。参加者からはドローンを活用した肥料の使用方法や非プラスチック被膜肥料の肥効等について質問があり、活発な意見交換ともなりました。
今後も普及指導センターでは、先進地視察や実証成績報告の研修会に向け支援していきます。
【ドローンでの施肥を見学する参加者】
【肥料を散布するドローン】