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テーマ展「正宗敦夫と正宗文庫」
正宗敦夫(1881-1958)は、和気郡伊里村(現備前市穂浪)出身の国文学者・歌人として
知られています。敦夫は生涯を通して、郷土岡山の歌人・学者の重要著作をはじめとする
貴重な書籍や典籍などを蒐集し、昭和11(1936)年には自宅近くに財団法人正宗文庫を
創設します。以来、正宗文庫は現在にいたるまで敦夫が集めた貴重な国文学・歴史資料を
守り継いできました。
本展覧会では一般財団法人正宗文庫、就実大学人文科学部、 国文学研究資料館の協力を
得て、全国初公開の資料も含めた展示を行います。本展覧会を通じて、正宗敦夫の業績を
顕彰するとともに、敦夫の遺した正宗文庫がもつ資料の豊かさを広く県民に知っていただ
き、県民の郷土岡山への愛着や誇りの醸成を図ります。
会期
開館時間
午前9時30分~午後5時 (10月1日~10月15日)
休館日
入館料
会場
主な展示資料
・井田村神社奉納三十六歌仙稿本(正宗直胤筆) ・伊藤若冲「花鳥版画」(椿に白頭図) ※国文学研究資料館所蔵
・雑誌『 国歌 (くにうた)』
関連行事
ミニ講座+ショートギャラリートーク [申込不要]
開催日:9月10日(日曜日)
午前の部(11時~12時) 講師:川崎 剛志(就実大学教授)
午後の部(14時~15時) 講師:小川 剛生(慶應義塾大学教授)
専門家と当館学芸員による展示解説(ギャラリートーク) [申込不要]
第1回:9月23日(土曜日・祝日) 講師:神作 研一(国文学研究資料館副館長)
第2回:9月30日(土曜日) 講師:川崎 剛志(就実大学教授)
第3回:10月14日(土曜日) 講師:小川 剛生(慶應義塾大学教授)
各日とも 午後2時~3時開催