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全面開館1周年記念テーマ展「赤韋威鎧と備前の名刀」
国宝「赤韋威鎧(あかがわおどしよろい)」は平安時代の後半につくられた大鎧です。
赤韋威の大鎧は『平家物語』などの合戦絵巻にも描かれ、当時流行していた様子がうか
がえますが、本品以外に現存するものはありません。
また、大鎧としても現存する中では最古級になり、制作された当初の姿をよく留める
貴重な事例として知られています。鎌倉時代に信濃国(長野県)から備中国に移った赤木
氏に伝わりました。
今回のテーマ展では、全面開館1周年を記念して、国宝「赤韋威鎧」を備前の名刀6口
とともに展示します。
テーマ展「赤韋威鎧と備前の名刀」チラシ [PDFファイル/5.19MB]
国宝「赤韋威鎧」(岡山県立博物館蔵)
会期
令和6年4月12日(金曜日)~5月6日(月曜日)
開館時間
午前9時~午後6時
休館日
4月15日(月曜日)、4月22日(月曜日)、4月30日(火曜日)
入館料
大人250円、65歳以上120円、高校生以下無料
会場
岡山県立博物館 2階展示室
主な展示資料
・重要文化財 太刀 銘 則宗 岡山県立博物館蔵 ・重要文化財 太刀 銘 長光 岡山県立博物館蔵
関連行事
当館学芸員による展示解説 [申込不要]
第1回:4月13日(土曜日)
第2回:4月27日(土曜日)
第3回:5月 4日(土曜日)
各日とも 午後2時より開催