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特別展「花ござ 心おどる い草の世界」
花ござとは、い草を鮮やかに染めて織り込んだ敷物です。かつて岡山県は、南部に広がる干拓地を中心にい草が盛んに栽培され、江戸時代より畳表が有名でした。明治時代には磯崎眠亀(いそざき みんき)が錦莞莚(きんかんえん)を発明したことをきっかけに花ござの輸出が盛んになり、多種多様な意匠が考案されました。
本展覧会では、心おどる魅力的なデザインの花ござをご覧いただくと同時に、その背景にある優れた製作技術や、い草産業で活況を呈した岡山の歴史をご紹介します。
●「錦莞莚 牡丹唐獅子模様 三畳敷」岡山県立博物館蔵(画像:左)
●「捺染花莚 ライオン模様」個人蔵(画像:中央)
●「捺染花莚 ヨット模様」 個人蔵(画像:右)
会期
令和7年10月10日(金曜日)~11月23日(日曜日・祝日)
開館時間
〈~9月30日〉 午前9時~午後6時
〈10月1日~〉 午前9時30分~午後5時
〈10月1日~〉 午前9時30分~午後5時
休館日
10月14日(火曜日)、20日(月曜日)、27日(月曜日)
11月4日(火曜日)、10日(月曜日)、17日(月曜日)
11月4日(火曜日)、10日(月曜日)、17日(月曜日)
入館料
大人460円、65歳以上230円、高校生以下無料
※11月3日はおかやま教育の日につき、無料開館
※11月3日はおかやま教育の日につき、無料開館
会場
岡山県立博物館 2階展示室