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高尾上ノ畑<たかおうえのはた>遺跡 津山市高尾

更新日:2026年6月26日更新

その1(令和8年6月26日更新)

 一般国道53号(津山南道路)改築工事に伴い、4月から高尾上ノ畑遺跡の発掘調査を行っています。高尾上ノ畑遺跡は津山市域の南端に所在し、吉井川の支流である皿川<さらがわ>を臨む丘陵上に位置しています。

 調査開始から約2ヶ月が経過し、これまでに奈良時代(8世紀頃)を中心とする掘立柱建物<ほったてばしらたてもの>が複数見つかっています。これらの建物では、一辺約70~80センチメートルの方形や円形の柱穴<はしらあな>が並ぶ様子を確認しました。方形の柱穴は、奈良時代の公的機関に伴う建物などでよく見られることから、その性格も含め、興味深い事例です。

 また、調査区の中では、須恵器<すえき>・土師器<はじき>をはじめとした遺物が出土しています。最も数が多いのは奈良時代の土器ですが、弥生時代の石包丁<いしぼうちょう>なども見つかっています。

 高尾上ノ畑遺跡では、今年度1年間を通して発掘調査を行います。今後の成果にもぜひご期待ください。

高尾上ノ畑遺跡_掘立柱建物の検出状況の写真
​写真1 掘立柱建物の検出状況(写真に白線を加筆)

高尾上ノ畑遺跡_柱穴を半分掘り下げた様子
写真2 柱穴を半分掘り下げた様子

高尾上ノ畑遺跡_弥生時代の石包丁の写真
​​写真3 弥生時代の石包丁