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中津<なかつ>遺跡 倉敷市玉島黒崎
更新日:2026年7月17日更新
その1(令和8年7月17日更新)
水島港唐船線改築工事に伴う中津遺跡(倉敷市玉島黒崎)の発掘調査も今年で3年目に突入しました。夏の発掘現場の風物詩である「寒冷紗<かんれいしゃ>」の下、日々の調査に邁進しています。
昨年度の調査では縄文時代晩期(約3000年前)の可能性のある土坑墓<どこうぼ>が2基みつかり、埋葬された人骨の姿から、縄文時代を代表する屈葬<くっそう>(手足を折り曲げた姿勢での埋葬)であることが分かりました。
今年度の調査でも縄文時代の遺構をはじめ、土器や石器が多数出土しており、中津遺跡に生きた縄文時代の人々の姿が垣間見えています。また、中世に建てられた掘立柱建物<ほったてばしらたてもの>が1棟見つかり、同時期に使用されていたと考えられる完形の椀や鎌も出土しています。
今年度の発掘調査は10月末まで続きます。暑さに負けない熱い調査を進めていきますので、ぜひ今後の成果にご期待ください。

写真1 夏空の下、はためく寒冷紗<南から>
写真2 縄文時代早期(約9000年前)の押型文土器


