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酒津<さかづ>遺跡 倉敷市水江・酒津
更新日:2024年12月11日更新
その2(令和6年12月11日更新)
高梁川河川整備事業に伴う酒津遺跡の発掘調査を11月から再開しました。
今年度の下半期は昨年度調査していた中州の先端付近の発掘を行っています。昨年度の2班体制から班を増やして3班体制とし、酒津遺跡の歴代の調査の中でも大規模なものになっています。
これまでの調査では古墳、古代の溝、中世の井戸や建物跡などを検出しました。今年度も多くの遺物や遺構を確認できると想定しています。
調査は3月まで行う予定ですので、皆様もぜひ楽しみにしてください。
調査風景(北東から)
調査風景(南西から)
その1(令和6年5月22日更新)
高梁川河川整備事業に伴う酒津遺跡の発掘調査を4月から再開しました。この発掘調査は調査地が高梁川の河川内にあるため、安全を考慮して高梁川の出水期以外の日程で行っています。
昨年度までの調査で、古くは弥生時代から、新しくは江戸時代以降まで、それぞれの時代の様々な遺構(竪穴住居・古墳・掘立柱建物・鍛冶炉・井戸・溝等)が同じ場所で見つかり、長期にわたり人々が暮らし活動していたことがわかってきました。
現在の調査は5月で一度終了し、出水期明けの下半期から再開する予定です。降雨による高梁川の水位上昇に気を配りながら、調査を進めていきたいと思います。
作業風景(南から)
作業風景(北から)