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令和7年度調査員便り
更新日:2025年6月27日更新
第2号(令和7年6月27日更新)
史跡備中国分尼寺跡の発掘調査が始まりました!
令和7年6月2日(月曜日)から、3年目となる史跡備中国分尼寺跡の発掘調査が始まりました。
今年度は今まで状況がわからなかった東方建物、北方建物の調査を中心に行います。北方建物は尼坊<にぼう>(尼僧が生活する宿舎)や食堂<じきどう>(尼僧の食事の場)、東方建物は鐘楼<しょうろう>(鐘が置かれていた場)や経蔵<きょうぞう>(経典を収めた場)の可能性が指摘されています。備中国分尼寺についての新たな解明に期待しつつ調査を進めていきたいと思います。
発掘現場は、随時見学可能です。暑い季節とはなりますが、熱中症対策をしてお越しください。 (調査員T)
今年度の調査場所(東方建物)(西から)
東方建物調査風景1(南東から)
東方建物調査風景2(北西から)
第1号(令和7年5月2日更新)
令和7年度 史跡備中国分尼寺跡の調査が始まります!
今年度で3年目となる「吉備路の歴史遺産」魅力発信事業「史跡備中国分尼寺跡ほか」の調査が始まりました。
現在は、2か年にわたる発掘調査で出土した瓦などの遺物を整理しながら、6月から始まる予定の発掘調査に向け準備をしています。
今年度は、調査員M、W、Tが担当です。よろしくお願いいたします。 (調査員M)
石膏で復元した部分に色をぬります
写真室で撮影をします
備中国分尼寺跡出土の軒平瓦
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『復元!古代瓦』