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岡山県公安委員会

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公安委員会の制度

公安委員会とは

公安委員会とは、警察を管理する合議制の機関で、戦後、警察制度の根本的変革を目指し、警察の地方分権化、警察責務の限定化と並んで導入された制度です。

岡山県公安委員会は、岡山県知事の所轄の下に置かれており 、岡山県警察を管理し、警察行政に県民の皆様の意思を反映させながら、警察の民主的運営と政治的中立性を確保するという機能を果たしています。

公安委員会の構成は

岡山県公安委員会は、岡山県知事が岡山県議会の同意を得て任命した3名の委員及び岡山市長が岡山市議会の同意を得て推せんし、岡山県知事が任命した2名の委員、合計5名の委員で構成されています。

委員長は委員が互選で選出し、その任期は1年となっています。

公安委員会の職務権限は

岡山県公安委員会は、個々の具体的な警察活動について、直接、指揮監督を行うのではなく、あくまで岡山県警察本部を管理し、また、岡山県警察本部に補佐をさせながら、仕事をしています。

具体的な仕事については、岡山県警察本部長が岡山県公安委員会の管理に服しながら警察本部としての事務を行っています。

法律に基づく具体的な権限の例としては、

  • 警察活動の細目に関する規則の制定
  • 警察庁又は他の都道府県に対する援助の要請
  • 地方警務官の任免に関する同意
  • 交通規制や運転免許の交付等
  • 風俗営業、古物営業、質屋営業等の許可等
  • 銃砲刀剣類の所持許可等

などが挙げられます。