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工業技術センターでは、企業等における実用化・製品化をめざして、企業等と共同で
研究開発を行う「実用化技術開発事業」を実施しております。
令和6年度は、次の内容により参加企業等の募集を行いますので、お知らせします。
実用化研究を行うことができる企業等
※「企業等」とは実用化研究の遂行に必要な技術開発能力をもつ企業及び法人格を
有する団体等をいいます。
(1)繊維製品の高付加価値と環境負荷低減を両立した染色加工技術の確立
ジーンズなどの繊維製品の品質向上と製造工程における排水量低減の両立を目的に、
染色技術、脱色技術などの要素技術の高度化、製造工程全体の最適化のための研究
開発を行う。
(2)表面特性や設計手法の高度化による新製品・新技術の開発
金属や樹脂製品などの高機能化、長寿命化、開発・製造コストの削減を目的に、表
面改質技術、製品の設計手法や製造技術の高度化のための研究開発を行う。
(3)マルチフィジクス解析を用いたシミュレーション技術の高度化
製品の高性能化や生産性向上、開発サイクルの短期化などを強力に支援するため、
様々な要因により製品に起り得る複数の物理現象をシミュレーション技術を活用し
て高精度に再現し、課題解決につなげる研究開発を行う。
(4)伝統的な清酒製造工程の評価と製造技術の安定化に向けた研究開発
清酒製造現場における伝統的な製造工程の各要素技術について、特性評価と科学的
な検証を進めることで、データに基づく課題の解決と製造技術の安定化を図るため
の研究開発を行う。
(5)高分子材料の診断技術の高度化に関する研究
ゴム・プラスチックなどの高分子材料の評価・解析、シミュレーション等の材料診
断技術の高度化に取り組み、これらを材料開発に活用することで、製品の付加価値
向上を図るための研究開発を行う。
・企業等が当センターから提供された技術シーズを基に、試作品の開発を当センター
と共同で行う。
・必要に応じて企業等の研究者を当センターに受け入れて実施する。
・企業等は研究経費の半額を負担する。
(1)申 込 先 岡山県工業技術センター 研究企画部:窪田、黒木
Tel:086-286-9601 Fax:086-286-9630
E-mail:kougi-kikaku@pref.okayama.lg.jp
(2)受付期間 令和6年3月21日(木曜日)~4月19日(金曜日)
*応募要領等の詳細は岡山県工業技術センターホームページに掲載しています。