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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
ブニヤウイルス科フレボウイルス属の重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome::SFTS)ウイルスによる感染症である。
(※病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスであるものに限る。)
主にSFTSウイルスを保有するマダニに刺咬されることで感染する。
潜伏期間は6~14日。発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を主徴とし、時に、頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴う。血液所見では、血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満)、血清酵素(AST、ALT、LDH)の上昇が認められる。致死率は10~30%程度である。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(岡山県感染症情報センター)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について (厚生労働省)
※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。