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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

印刷ページ表示 ページ番号:0386675 2014年5月26日更新感染症情報センター

ブニヤウイルス科フレボウイルス属の重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome::SFTS)ウイルスによる感染症である。

(※病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスであるものに限る。)

  主にSFTSウイルスを保有するマダニに刺咬されることで感染する。
  潜伏期間は6~14日。発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を主徴とし、時に、頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴う。血液所見では、血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満)、血清酵素(AST、ALT、LDH)の上昇が認められる。致死率は10~30%程度である。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(岡山県感染症情報センター)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS) (国立感染症研究所)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について (厚生労働省)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。