「県政への提言」に寄せられた御意見・御提言（平成２６年１2月分）

お寄せいただいた御意見・御提言に県から回答したもののうち、主として県の施策や取り組みに関するもので、広く県民のみなさんに知っていただきたいものを掲載しています。

○　県内の城跡を活用した観光ＰＲについて
（問）
　岡山が特に全国に誇れる観光資源として、城・城跡に注目している。
　お城は、その性質から主に「山城」、「平山城」、「平城」に分類され、それぞれ「日本三大山城」などと呼ばれることがある。
　岡山県は、それぞれのタイプで三大に入る城を有する唯一の県である。
　・日本三大山城　：備中松山城、岩村城、高取城
　・日本三大平山城：津山城、姫路城、松山城
　・日本三大平城　：岡山城、名古屋城、広島城
　津山城は７７棟の櫓があり、広島城（７６棟）、姫路城（６１棟）をしのぐ日本最多の櫓を有していた。
　備中松山城は、現存する天守閣を持つ１２城の中で最も高所にあり、「天空の城」として、注目されている兵庫県の竹田城にも勝る雲海を見ることができる。
　岡山城は、日本三名園の一つである後楽園が隣接し、十分注目に値する。
　これらを観光資源として全国にアピールしてほしい。
（答）
　近頃は旅の目的としてお城が注目されており、本県でもお城を活用した観光資源の開発に努めてきております。
　今、最も話題となっているのは、「天空の山城」備中松山城で、お城の周りに高い確率で雲海が立ちこめることも人気となっております。高梁市においては、お城までの乗り合いタクシーや地元ガイドの整備、食事やおみやげなども楽しんでいただけるよう観光資源の磨き上げを行っております。
　また、ＮＨＫ大河ドラマで話題となっている備中高松城址や、全国の歴史ファンから注目の古代山城遺跡である鬼ノ城にも多くの観光客にお越しいただいており、地元関係者において、様々な取組が行われているところです。
　県の取組では、首都圏や関西圏の旅行会社に対する観光プレゼンテーションにおいて、本県のお城を観光資源とする「城旅」の提案を行うなど、旅行商品化の促進を図っております。
　今後とも、関係市などと連携し、観光客に喜んでいただける素材として磨き上げを行ってまいります。
（観光課）

○　選挙投票所における記入台のバリアフリー化について
（問）
　私は車いす生活をしている。
　過去幾度か選挙で投票に行ったが、記名する台の幅が狭く、車いすに座ったままでは使用しにくいので、配慮いただきたい。
（答）
　バリアフリーに配慮した投票所の設置は、県民の皆さまに円滑に投票していただくためにも、重要な視点であると考えているところであり、投票所の設置運営を行っております市町村に対し事務説明会等を通じ、周知しているところです。今回お寄せいただいたご意見を踏まえ、様々な人にとってさらに投票しやすい環境となるよう引き続き努めてまいります。
（市町村課）