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「県政への提言」に寄せられた御意見・御提言(平成29年9月分)

印刷ページ表示 ページ番号:0543108 2017年10月2日更新公聴広報課

御意見・御提言の件数

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

累計

12

14

16

16

16

11

           

85

 

主な御意見・御提言の内容(9月分)

お寄せいただいた御意見・御提言に県から回答したもののうち、主として県の施策や取り組みに関するもので、広く県民のみなさんに知っていただきたいものを掲載しています。

○県立図書館の休館日等について

○ 北朝鮮のミサイル発射等について

○ キャッチコピーについて

○ 災害時の通信インフラについて

○ 待機児童対策について

○ 企業誘致について

○ 県立図書館の休館日等について
 県立図書館をはじめ県内の図書館の多くが月曜日を休館日としているが、児童生徒が夏休み中の7月下旬と8月や、夏休み明けの9月は休館日を無くしてはどうか。いじめにより学校へ通いたくない児童生徒の駆け込み寺として図書館の存在が注目されている。
児童生徒の貧困と自殺対策、クールシェアの推進として7月下旬から9月は休館日を無くすようにすべきだ。

(答)
 児童生徒の駆け込み寺やクールシェアを行う場としての公共施設の役割は、とても重要と考えております。しかしながら、県立図書館の開館日数を増やすには、設備の保守点検時間の確保や、人員配置に伴う人件費、光熱水費等の管理運営費の増加などの課題もあり、公共施設としての役割や、利用者の方々のニーズ、利用状況の把握に努め、開館日・開館時間の見直しによる効果やそれに伴う課題について研究を重ねてまいりたいと存じます。
(教育委員会)

○ 北朝鮮のミサイル発射等について
 先頃より取り沙汰されている北朝鮮のミサイル発射、核開発についてどのようにお考えか。これまで有事の際の防災について、広く県民に呼びかけをされたことがあるのか。防災訓練は考えているのか。最低限度個人でできる自己防衛の意識を高めていくだけでも相当の防災になるはずだ。

(答)
 北朝鮮のミサイル発射等の軍事的な挑発行為につきましては、お話のとおり、外交・防衛問題は国の専権事項であり、国において適切に対処すべきものと考えております。
 しかしながら、北朝鮮問題は我が国に対する重大な脅威であり、日本及び国際社会の平和と安全を著しく損なうものであることから、9月4日に中国・四国9県知事が一堂に会して開催した中四国サミットにおいて、北朝鮮ミサイル発射等への対応強化について、緊急決議を行い、国に対し、国際社会と連携した断固たる対応を強く要請したほか、9月15日には、全国知事会として、金正恩朝鮮労働党委員長宛てに挑発行為の即刻中止等を求める抗議文を送付したところです。
 避難訓練につきましては、特に北朝鮮情勢が緊迫化した今年4月以降、弾道ミサイル落下を想定した住民避難訓練の実施について、市町村と協議を進めているところであり、現在、計画を進めている市町村もあります。
 また、県民の皆様に対し、ミサイル発射に伴う情報伝達の仕組みや弾道ミサイル落下時の行動を周知することは重要と考えており、9月3日に実施した総合防災訓練では、県内2か所の訓練会場で、全国瞬時警報システム(Jアラート)の音声メッセージを訓練参加者に聞いていただき、弾道ミサイル落下時の行動について周知を図ったほか、各地域での出前講座やテレビ・ラジオ・県ホームページなど各種広報媒体を活用した啓発活動を行っています。
 今後とも、県民の皆様が迅速な避難行動をとれるよう、国・市町村とも連携しながら、普及啓発に努めてまいりたいと存じます。
(危機管理課)

○ キャッチコピーについて
 「晴れの国 おかやま」の後ろに、それ程長くない言葉を加えることにより、それを読めば岡山県の目指すところや意気込みが一目で分かるキャッチコピーを考えた。そのような標語やキャッチコピーを募集する企画を行っていただけないか。

(答)
 キャッチ・コピーとは、「人の注意をひく広告文、 宣伝文」であり、県では、B級グルメが注目された際は「うまい県」、妖怪ウォッチで岡山弁の「もんげー」が注目された機を捉え「もんげー岡山!」など時勢を捉えながら様々なキャッチ・コピーを使い、耳目を集めながら、県の特産品や観光地をPRしております。
 しかしながら、キャッチ・コピーは、あくまで人の注意を引く広告文・宣伝文で、その先にある本当にPRしたいものは、岡山の良いイメージであり、それを端的に表すのが「晴れの国おかやま」です。「晴れの国おかやま」のフレーズは、天候に恵まれ、災害も少なく、豊富な海と山の幸に恵まれていることなどから、平成元年から岡山県が岡山のトータルイメージを表す言葉として使っていますが、県内での浸透度に比べ、県外では知られていないことから、本年度は、近年、多くの映画の撮影地に使われていることと「晴れの国」を結び付けて、「ハレウッド」のキャッチ・コピーを使って県外へのPRを展開しております。
現時点でキャッチコピーを募集する企画を実施する予定はありませんが、具体的なアイデアや提案がありましたら、公聴広報課にご連絡いただければと存じます。
(公聴広報課)

○ 災害時の通信インフラについて
 台風18号が岡山県に接近し警報が出ている夜間の時間帯に、唯一のインフラで有るCATVが長時間にわたり止まって見えない状況だった。
 防災無線は台風のような暴風では役立たないし、CATVでは上記の様な状況が実際に起きてしまった現状では限界が有ると考えられる。県として住民を守る通信インフラに対して今後どの様に考えているのか教えてほしい。県において、防災対策の一環として、近年発生率の高い落雷、雷サージ等の対策として、同軸ケーブルから光ファイバーを使用した通信設備への変更が可能か考えていただきたい。

(答)
 ケーブルテレビのネットワークにおいて、光ケーブルは同軸ケーブルと比較し、雷害や風水害への耐性が高いことから、国においても補助事業等で支援しているところですが、移行にあたっては、各事業者が費用対効果等を勘案し、個別に判断するものと考えております。
 岡山情報ハイウェイのCATV等への接続拠点では、避雷針、対雷トランス等での機器の雷サージ対策を行っておりますが、落雷による被害は、完全に回避できるものではありません。災害時には、テレビのみでの情報収集では、落雷等で機器が使用できなくなる可能性もありますので、防災情報の入手については、防災無線、テレビ、ラジオや携帯電話など、複数の媒体から入手していただくよう心がけていただければ幸いです。
(危機管理課、情報政策課)


○ 待機児童対策について
 待機児童解消のために県庁内に保育園や幼稚園を置いてはどうか。職員に対する福利厚生、出産後の復帰の支援になり、待機児童の不安がなくなるため出産もしやすくなる。資格を持っているが、その資格を活用していない潜在的な保育士の雇用創設になる。

(答)
 県庁舎内への保育所等の設置につきましては、様々な効果があると想定されますが、職員に対して職場への託児施設の必要性についてアンケートを行ったところ、職場よりも自宅に近い施設を選ぶとした意見が多数を占めていたことから、現時点では、お話のような保育所等の設置は考えていません。
 法令により、公立保育園の整備などの保育の実施は、市町村が担うこととされているところですが、県では、昨年12月に潜在保育士が保育士として就職するために必要となる費用の貸付制度を新設するとともに、今年5月には「岡山県保育士・保育所支援センター」を開設し、潜在保育士の掘り起こしや職場環境の改善による保育士の離職防止に取り組むなど、市町村が保育の受け皿確保を進める中で大きな課題となっている保育人材不足への対応を行っているところです。今後とも、待機児童の改善に向けて、市町村の取組をしっかりと支援してまいりたいと考えています。
(人事課、子ども未来課)


○ 企業誘致について
 岡山県工業統計によると、大物は水島工業地帯の重化学工業でその他のめぼしいものはわずかに食料品、電子、プラッスチックのみであり、これでは寂しい。かつての水島の工場を誘致した時のように、工業用地などとセットで最適業種を選択して、その企業にアタックしてはどうか。
 東京県事務所に商社などで実績のあるOBなどを採用して、営業マンとして企業訪問してもらってはどうか。

(答)
 本県では、雇用や経済波及効果のある幅広い分野で企業誘致を進めており、県の産業団地である玉島ハーバーアイランドには、航空機産業を誘致するための区画を用意し、東京、大阪の県外事務所と連携して、企業訪問を行っています。
 また、本県東京事務所では、お話のような商社のOBを雇用し、豊富な経験や人脈に基づいた業界の動向の調査や企業情報の収集、企業訪問先の選定などに助言をいただいているところであり、引き続き、積極的な企業訪問を行い、一件でも多くの企業誘致に努めてまいりたいと存じます。
(企業誘致・投資促進課)