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片山高志展「距離と点景」-同時開催 児玉知己展-【芸術文化育成・支援事業】~

印刷ページ表示 ページ番号:0617633 2021年2月4日更新文化振興課

点景 Distances and Points ©Takashi Katayama 点景 Distances and Points ©Takashi Katayama

 岡山県では、「アートプロジェクトおかやま」の1つとして、「芸術文化育成・支援事業」を実施します。本事業は、県にゆかりのある作家に発表の場を提供するとともに、若手・新人作家に対して、活動・発表の場を提供し、創作活動を支援することにより、次代を担う芸術家を育成しようとするものです。
 今回、本事業の第1弾として行う「片山高志展『距離と点景』-同時開催 児玉知己展-」の開催概要について、お知らせします。

1 概要

 東京で活躍している画家の片山 高志(かたやま たかし)氏の県北初の個展。同時にI氏賞受賞の画家の児玉 知己(こだま ともき)氏の作品の展示も行われます。展示期間中には、2人の作家の対談や鍵盤奏者の木太 聡(きた あきら)氏によるライブ・パフォーマンスも開催されます。
チラシ画像

2 場所

 

〇PORT ART&DESIGN TSUYAMA(ポート アート&デザイン津山)

 津山市のアートの発信拠点として、昨年10月に誕生したアートギャラリー。元は、大正9年に竣工した旧妹尾銀行林田支店。神社仏閣を思わせる木造の本館、石造りの金庫棟、赤レンガ倉庫などで構成され、大正ロマン期の雰囲気を感じることができます。

ポートアート&デザイン津山

3 開催期間・イベント

令和元年8月10日(土曜日)~21日(水曜日) 10時~18時 (※休館日:8月20日(火曜日))

(1)ライブ・パフォーマンス

・日時   令和元年8月10日(土曜日)一部13時~/二部 15時~
・出演者  鍵盤奏者 木太 聡

(2)アーティストトーク【対談】

・日時   令和元年8月11日(日曜日)13時~
・出演者  片山高志×児玉知己(ファシリテーター 森内勇貴(哲学家))

4 料金

入場無料

5 参加アーティスト

片山高志展「距離と点景」

 岡山市出身の片山高志氏は、顔を別のものにすり替えた群衆や、突然切り離され浮かび上がるように現れる風景などを描き、常に鑑賞者に対して、描かれる余地や描かれなかった可能性を絵画によって指し示してきました。
 近年は、モノクロや単色で空想の景色を写実的に描いていましたが、新作では、鮮やかな色彩が用いられており、様々な色の点や流れ込む色が織り成す作品は、片山高志氏の絵画の新たな局面を示しています。常に様相を変化させながら、絵画を問い続ける片山高志氏の展示をぜひご覧ください。

同時開催 児玉知己展(金庫ギャラリー)

 児玉知己氏は、平成23年に「I氏賞」大賞を受賞し、現在は倉敷市下津井に制作拠点を構え、県内外で活躍しています。
波のように緩やかに漂う筆致で画面全体が覆われた作品や色彩豊かな線が縦横無尽に広がり、原始的な力強さにあふれる作品など、おびただしい線がうごめく濃密な抽象画で知られています。一筆一筆が響き合う色層の奥に見えてくる形へと見る者の意識を誘う児玉知己氏の作品をご覧いただけます。

木太 聡(ライブ・パフォーマンス)

 倉敷市在住の木太聡氏は、ピアノとは異なる独特な音色の魅力から、近年は現代音楽の楽器としても注目されているトイ(玩具)ピアノ奏者。
「孤独のための楽器」と呼ぶ木太氏の奏でる旋律は、どこか、はかなく寂しげな旋律で、その独自の世界観は、全国で知名度を高めつつあり、コンサートをはじめ、NHK Eテレ「日曜美術館」等への楽曲提供など、幅広く活動しています。

6 その他

今後、実施予定の芸術文化育成・支援事業(詳細が決まり次第プレス発表します。)
・10月12日~27日    小野耕石展(勝山文化往来館ひしお)
・10月22日~12月11日 加藤竜展(高梁市成羽美術館)

【「アートプロジェクトおかやま」とは 】
 岡山県の文化の魅力と「元気な岡山」を国内外へアピールするため、岡山芸術交流や美作三湯芸術温度など、県内各地でアートイベントを展開するプロジェクトです。