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新型コロナウイルス感染症罹患後も続く症状(罹患後症状、いわゆる後遺症)にお悩みの方へ

印刷ページ表示 ページ番号:0821185 2024年4月10日更新疾病感染症対策課

新型コロナウイルス感染症罹患後も続く症状(罹患後症状、いわゆる後遺症)について

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかった後、ほとんどの方は時間経過とともに症状が改善します。いまだ不明な点が多いですが、一部の方で長引く症状(罹患後症状、いわゆる後遺症)があることがわかってきました。
 WHO(世界保健機関)の定義では、「新型コロナウイルスに罹患した人が、少なくとも2か月間持続する症状があり、他の疾患の症状としての説明がつかないもの。通常は発症から3か月経った時点にもみられる。」とされています。

罹患後症状(いわゆる後遺症)の例

症状の図

 このほか、ブレインフォグ(頭に霧がかかったような状態)という用語も使われています。ブレインフォグの症状には、記憶障害、頭がすっきりしない、集中力の低下、気が遠くなるような感覚、頭痛、混乱などがあります。
 こうした症状が改善せず続く場合には、かかりつけ医等や地域の医療機関の受診をご検討ください。

罹患後も症状が続く場合の受診方法について

まずはかかりつけ医等にご相談ください
 症状が継続する場合は、お一人で悩まず、まずはかかりつけ医に相談するようにしましょう。

   下記の医療機関でも受診できます。
    ★罹患後症状の診察をおこなっている医療機関一覧 [Excelファイル/46KB]
    ★罹患後症状の診察をおこなっている医療機関一覧 [PDFファイル/803KB]

    《医療機関の方へ》「罹患後症状の診察をおこなっている医療機関一覧」に掲載を希望される場合はこちら

 罹患後症状(いわゆる後遺症)は、特別な医療を要さない軽度の症状から、長期にわたるサポートを必要とする症状までさまざまです。また、罹患後も続く症状に悩み不安を抱える患者に対する診療とケアの手順は、現在のところ、国内では標準化されていません。そのため、かかりつけ医等が慎重な経過観察と対症療法を行い、必要に応じて専門医療機関を紹介することによって対応することとしています。

 

岡山大学病院では、コロナ・アフターケア外来を開設しています。
 かかりつけ医等を受診し、必要に応じて紹介により受診できます。
受診の流れ

専門外来受診者の罹患後症状に関するデータ

  ※出典:岡山大学病院(総合内科・総合診療科)資料

症状を訴える人数

 

年齢分布

 

重症度

 その他参考資料やリンク

≪リンク≫
 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について​:厚生労働省ホームページ
 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に関するQ&A​:厚生労働省ホームページ
 岡山大学病院 コロナ・アフターケア外来
≪参考資料≫
 新型コロナウイルス感染症 診療の手引き(別冊) 罹患後症状のマネジメント(第3.0版) [PDFファイル/3.07MB]