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ミカンキイロアザミウマのぶどう加害を軽減(令和4年)

印刷ページ表示 ページ番号:0795093 2022年8月3日更新備前広域農業普及指導センター

 備前広域農業普及指導センターが、ミカンキイロアザミウマによる加温ぶどうの被害に困っていた岡山市北区の農家に継続して指導を行うことで、被害を軽減することができました。

 このぶどう農家は、農薬散布を適正に行っているにもかかわらずアザミウマによる果実への加害が3年続いていました。そこで、昨年度より普及推進課の協力の下、加害種の同定や効果のある薬剤の選定のほか、保温開始から2週間おきに粘着版に誘殺された虫の数を計測するなどの調査と被害防止対策の検討を進めてきました。

 過去には3割以上の房が出荷できないこともありましたが、指導の結果、今年度は被害を1割以下に抑えることができ、農家からは感謝の言葉が聞かれました。

【2年前の被害房(出荷不可能)】
ミカンキイロアザミウマの被害で出荷出来ない状態の房

【今年の被害房(被害粒を抜いて出荷)】
ミカンキイロアザミウマによる被害が出荷出来る程度に軽減された房