ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 農林水産総合センター > 農業研究所 > 【試験紹介】令和6年5月24日 「ブドウ育種試験」除雄と花粉の採集を行っています

本文

【試験紹介】令和6年5月24日 「ブドウ育種試験」除雄と花粉の採集を行っています

印刷ページ表示 ページ番号:0920241 2024年5月24日更新農業研究所
・岡山県では着色が優れる赤色、黒色のブドウ品種の育成を目指して試験を行っています。
・農業研究所果樹研究室(赤磐市)では、新品種を育成するための交配に向けて、除雄作業と花粉の採集を行っています。
・除雄作業では、開花する前の小さな蕾から雄しべを全て取り除き、雌しべのみにします。除雄後には袋をかけて、目的とする品種の花粉以外が雌しべに付かないようにしておきます。
・除雄から3日~1週間後に袋を外し他品種の花粉を雌しべに付着させて交配を行い、再度袋をかけておきます。
・今後、10月頃から収穫して採種し、来年の1月に播種します。種から育成した苗は、DNAマーカー選抜を行って、着色の優れる個体を選んで圃場に定植します。
・なお、DNAマーカー選抜とは、育成した苗からDNAを抽出し、果皮色を識別するDNAマーカーを用いて、遺伝的に着色が優れる個体を選ぶ技術です。

 

除雄作業

   ブドウの花の除雄作業の様子​

 

  ​