障害のある人の工賃・賃金向上支援について

　県では、障害のある人の自立と社会参加を支援するため、平成24年度以降、3年ごとに「工賃向上計画」を策定し、計画的な取組を推進してきましたが、継続的・計画的な取組が重要であることから、引き続き、第５期計画（令和６年度から令和８年度）を策定し、総合的な支援に取り組みます。

　平成19年に県の共同受注窓口として「岡山県セルプセンター」を設立し、障害者就労施設等に対する受注の新規開拓や民間企業への販路の拡大、受発注のマッチング等を推進しています。（特定非営利活動法人　岡山県社会就労センター協議会へ委託）
　障害者就労施設等で製作する物品（記念品、文房具、弁当、農産物等）や提供する役務（名刺その他の印刷、除草、清掃作業等）について、受発注の調整等を行っておりますので、お気軽にお問合せください。

　県セルプセンター内に平成30年に「岡山県農福連携サポートセンター」を設置し、福祉側と農業者側のマッチングを支援するとともに、農業に関する専門家を派遣し、技術指導や助言により事業所の農業技術向上を図っています。

　障害者優先調達推進法に基づき、調達方針を策定するとともに、障害者就労施設等からの物品等の調達を推進しています。