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岡山県産業人材育成コンソーシアム意見交換会(平成19年11月21日)
平成19年11月21日 西川アイプラザで開催
・今後、コンソーシアムで検討する産業人材の育成に関する具体的なテーマについて意見交換を行うため、プラン説明会に参加した機関・団体の中から17機関・団体が参加して意見交換会を開催しました。
・「ものづくり体験の充実 」、「インターンシップ等の実施体制の整備」、「社会人のスキルアップ」の3分科会に分かれて協議を行い意見を出し合いました。この意見を踏まえて、具体的な課題を提示してワーキンググループの活動の開始を予定しています。
参加者からの意見
分科会「ものづくり体験の充実」
■課題
・ものづくり体験について、学校側・企業側ともそれぞれの思いを持って取り組んでいるが、双方の意見をぶつけ合う機会がない。
・学校の授業の中でものづくり体験を位置づける場合は、教育課程との関わりを持たせる必要がある。
・学校の枠を離れ、地域の中でものづくり体験を考えていく場合、保護者・家庭の考え方に大きく影響される。
■課題解決に向けた取組
・学校側、企業側の思いをすり合わせた上で、ものづくりに興味のあるなしに関わらず、生徒が将来の職業を考えていく上で役に立つものづくり体験について考えていく必要がある。
分科会「インターンシップ等の実施体制の整備」
■課題
・生徒・学生を受け入れるのは人的・時間的に非常に労力を要する。社員がかかり切りになるので生産性が落ちる。
・安全面等、想定されるリスクが多い。
・企業と、生徒・学生やその親とのコミュニケーションの機会がない。
・インターンシップに関して、生徒・学生と企業双方のビジョンが明確でなく「目指すもの」が曖昧であるため、ミスマッチが生じている。
・就職を前提としたインターンシップのシステムが確立されておらず、企業側のメリットが見えないため、企業側の参加意欲が薄い。
■課題解決に向けた取組
・インターンシップに関する、生徒・学生、企業の要望を把握する。
・インターンシップのマッチングや内容に関する指針等を整備する。
・ネットワークを整備し、企業・生徒・学生・保護者のコミュニケーションの機会を設ける。
・地域の特性に応じた、地域を挙げての取組(地域企業を知って貰う、地域企業の経営者が出前講座を行うなど)の中にインターンシップを効果的に取り入れる。
分科会「社会人のスキルアップ」
■課題
・研修場所、企業現場の講師ができる人材の情報が不足している。
・全県対象の研修では基本的な内容しかできず、参加者が減る。レベルアップが難しい。
・中小企業は人材育成のコストが負担できない、取り組む姿勢に濃淡がある、育成する計画を立てていない。
・岡山は人材育成に対する真剣さが足りない。
・企業には公開して人材を育成するケースと非公開で育成するケースがある。
・企業は個々に人材のニーズが異なる、どの人材にどれくらいニーズがあるかわからない。
・資格がある人を採用しても、実際にはできないケースがある。
・時間厳守など社会人としての基本ができていないケースがある。
・企業で技能は教えられるが、やる気を引き出すのは難しい。また、理論的な面が弱い。
■課題解決に向けた取組
・公的な機関の関与、研修参加企業の理解により研修場所を確保している。
・レベルアップ研修のニーズを調査するなど、企業の声に耳を傾けることを考えている。
・カリキュラムを示すなど研修の効果が目に見える形で、企業へ研修の提供を行うと理解が得られた。
・基本的・基礎的ニーズを対象に研修を行ってはどうか。また、細分化されたニーズも集約することで研修ができるかもしれない。
・岡山県産業振興財団で研修情報を取りまとめ発信しようとしている。
・ジョブカードと重ならない形で、県独自で研修履歴や職歴などを公証する制度も考えられる。
・モチベーションを高めるコーチング研修が大切だ。また、研修の中で企業と教育機関とで役割分担を行 っている。
■課題
・ものづくり体験について、学校側・企業側ともそれぞれの思いを持って取り組んでいるが、双方の意見をぶつけ合う機会がない。
・学校の授業の中でものづくり体験を位置づける場合は、教育課程との関わりを持たせる必要がある。
・学校の枠を離れ、地域の中でものづくり体験を考えていく場合、保護者・家庭の考え方に大きく影響される。
■課題解決に向けた取組
・学校側、企業側の思いをすり合わせた上で、ものづくりに興味のあるなしに関わらず、生徒が将来の職業を考えていく上で役に立つものづくり体験について考えていく必要がある。
分科会「インターンシップ等の実施体制の整備」
■課題
・生徒・学生を受け入れるのは人的・時間的に非常に労力を要する。社員がかかり切りになるので生産性が落ちる。
・安全面等、想定されるリスクが多い。
・企業と、生徒・学生やその親とのコミュニケーションの機会がない。
・インターンシップに関して、生徒・学生と企業双方のビジョンが明確でなく「目指すもの」が曖昧であるため、ミスマッチが生じている。
・就職を前提としたインターンシップのシステムが確立されておらず、企業側のメリットが見えないため、企業側の参加意欲が薄い。
■課題解決に向けた取組
・インターンシップに関する、生徒・学生、企業の要望を把握する。
・インターンシップのマッチングや内容に関する指針等を整備する。
・ネットワークを整備し、企業・生徒・学生・保護者のコミュニケーションの機会を設ける。
・地域の特性に応じた、地域を挙げての取組(地域企業を知って貰う、地域企業の経営者が出前講座を行うなど)の中にインターンシップを効果的に取り入れる。
分科会「社会人のスキルアップ」
■課題
・研修場所、企業現場の講師ができる人材の情報が不足している。
・全県対象の研修では基本的な内容しかできず、参加者が減る。レベルアップが難しい。
・中小企業は人材育成のコストが負担できない、取り組む姿勢に濃淡がある、育成する計画を立てていない。
・岡山は人材育成に対する真剣さが足りない。
・企業には公開して人材を育成するケースと非公開で育成するケースがある。
・企業は個々に人材のニーズが異なる、どの人材にどれくらいニーズがあるかわからない。
・資格がある人を採用しても、実際にはできないケースがある。
・時間厳守など社会人としての基本ができていないケースがある。
・企業で技能は教えられるが、やる気を引き出すのは難しい。また、理論的な面が弱い。
■課題解決に向けた取組
・公的な機関の関与、研修参加企業の理解により研修場所を確保している。
・レベルアップ研修のニーズを調査するなど、企業の声に耳を傾けることを考えている。
・カリキュラムを示すなど研修の効果が目に見える形で、企業へ研修の提供を行うと理解が得られた。
・基本的・基礎的ニーズを対象に研修を行ってはどうか。また、細分化されたニーズも集約することで研修ができるかもしれない。
・岡山県産業振興財団で研修情報を取りまとめ発信しようとしている。
・ジョブカードと重ならない形で、県独自で研修履歴や職歴などを公証する制度も考えられる。
・モチベーションを高めるコーチング研修が大切だ。また、研修の中で企業と教育機関とで役割分担を行 っている。