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岡山県産業人材育成コンソーシアム全体会議(平成20年11月21日)

印刷ページ表示 ページ番号:0027845 2008年12月25日更新労働雇用政策課

平成20年11月21日 テクノサポート岡山で開催

教育機関、職業能力開発機関、業界団体、産業支援機関など関係する17機関・団体が参加して全体会議を開催しました。これまでの産業人材育成・確保の取組を報告するとともに、「県内高校生の県内中小企業への就職」についてグループ討議を行いました。
最初に、コンソーシアムの活動を中心とした取組として、事務局から
(1) 小・中学生のものづくり体験の充実
(2) 地域産業の担い手育成事業(津山地域)
(3) 匠の技講習会
(4) 工業高校教員のポリテクカレッジ等での技術研修
(5) おかやま人材育成ナビ
(6) 岡山県ものづくり産業活性化人材養成事業
について報告しました。
次に、県内高校生の就職について、教育機関、産業界、労働関係機関に、それぞれの立場から情報提供をいただき、これを参考にグループ討議を行いました。

グループ討議「県内高校生の県内中小企業への就職」での意見

■課題
・18歳で自分に合った職業を見極めることは困難であり、教員・保護者等の意見が大きな影響力を持つが、県内中小企業の情報がうまく伝わっておらず、業務内容より給与、知名度で企業を選ぶ傾向にある。また、高校生に企業情報を知らせる取組を行いたくても、学校の授業や部活動で時間が取れず、教員に時間の余裕がない。
・学校側、企業側ともそれぞれの視点・思いで就職、採用に当たっており、相手方の意向と、マッチできていない。
・就職後、業務や職場環境になじめず、あるいはマナーや辛抱強さの欠如で早期離職するケースもある。

■課題解決に向けた取組
・生徒の選択の幅を広げるため、高校生だけでなく、教員や保護者にも地域の産業や企業のことをもっと知ってもらう必要があり、分かり易く企業情報を提供するため企業と学校が協力していく必要がある。
・インターンシップなどミスマッチ解消のための取組を進めるため、企業と生徒を結びつけるコーディネーター機能を担う仕組みが必要。
・高校の職業教育の中で企業の現場の様子をうまく伝える工夫をするとともに、就職までに社会人としてのマナーなどを身に付ける方法を検討する必要がある。

これらの意見を受け、コンソーシアムでは、今後、県内高校生の県内中小企業への就職について、具体的な取組を進めていく予定です。