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紙芝居「ぴょん子ちゃんとごんたくん」
紙芝居
この紙芝居「ぴょん子ちゃんとごんたくん」は、平成12年度に岡山県が未成年者、特に児童・生徒の喫煙開始と習慣化を防止を図るために作成した媒体の一つです。
使用する場合には、岡山県保健福祉部健康推進課(電話086-226-7328)までご一報ください。
使用する場合には、岡山県保健福祉部健康推進課(電話086-226-7328)までご一報ください。
紙芝居「ぴょん子ちゃんとごんたくん」
ある春の日曜日
うさぎのぴょん子ちゃんはくまのごんたくんのお家に遊びに行きました。
うさぎのぴょん子ちゃんはくまのごんたくんのお家に遊びに行きました。
ぴょん子ちゃんとごんたくんはお家の中で遊んでいました。
その横ではごんたくんのお父さんとお母さんがテレビを見ていました。
ごんたくんが可愛がっているインコのピーちゃんが籠の中から
ぴょん子ちゃんとごんたくんが遊んでいるのを覗き込んでいました。
その横ではごんたくんのお父さんとお母さんがテレビを見ていました。
ごんたくんが可愛がっているインコのピーちゃんが籠の中から
ぴょん子ちゃんとごんたくんが遊んでいるのを覗き込んでいました。
いつのまにかちょうちょさんが
お部屋に入ってきて、
ひらひらとお部屋の中を飛んでいました。
お部屋に入ってきて、
ひらひらとお部屋の中を飛んでいました。
ところがなぜか急にちょうちょさんの元気がなくなってきました。
実は、テレビを見ていたごんたくんのお父さんとお母さんが
たばこを吸いはじめていたのです。
そのとき ぴょん子ちゃんに誰かのささやく声が聞こえました。
実は、テレビを見ていたごんたくんのお父さんとお母さんが
たばこを吸いはじめていたのです。
そのとき ぴょん子ちゃんに誰かのささやく声が聞こえました。
「大変だ、大変だ、たばこの煙がくるよ」
「わたしは、たばこの煙を吸うと息が苦しくなるの、
たばこの煙は体にとってもわるいんだよ、ぴょん子ちゃんごんたくん
いっしょにお部屋から出ようよ」
「ごほん、ごほん、ごほん、わ~ぴょん子ちゃん助けて」
それはちょうちょさんの声でした。
「わたしは、たばこの煙を吸うと息が苦しくなるの、
たばこの煙は体にとってもわるいんだよ、ぴょん子ちゃんごんたくん
いっしょにお部屋から出ようよ」
「ごほん、ごほん、ごほん、わ~ぴょん子ちゃん助けて」
それはちょうちょさんの声でした。
ぴょん子ちゃんはちょうちょさんの声を聞いて
ごんたくんとちょうちょさんといっしょに外へ駆け出しました。
「わたしたちも煙はいやだよ~」
ごんたくんとちょうちょさんといっしょに外へ駆け出しました。
「わたしたちも煙はいやだよ~」
そのときです。もうひとりの声が聞こえました。
「たばこの煙がわたしのところにもくるよ、たすけて・・・
ぴょん子ちゃんわたしも外へ連れてって」
それはインコのピーちゃんの声でした。
「たばこの煙がわたしのところにもくるよ、たすけて・・・
ぴょん子ちゃんわたしも外へ連れてって」
それはインコのピーちゃんの声でした。
さあ、たいへん。ぴょん子ちゃんとごんたくんは、
こわい煙につかまらないようにピーちゃんを助ける方法を考えました。
「どうしよう」「どうしましょう」
こわい煙につかまらないようにピーちゃんを助ける方法を考えました。
「どうしよう」「どうしましょう」
「そうだ、窓を開けるんだ。お部屋の窓を全部空けるんだ」
ごんたくんが大きな声でいいました。
ぴょん子ちゃんとごんたくんは急いでお部屋の窓を開けました。
するとお部屋の中のたばこの煙は風で外に出て行きました。
ごんたくんが大きな声でいいました。
ぴょん子ちゃんとごんたくんは急いでお部屋の窓を開けました。
するとお部屋の中のたばこの煙は風で外に出て行きました。
テレビを見ながらたばこを吸っていたごんたくんのお父さんとお母さんはびっくり
「ぴょん子ちゃん、ごんたくん、どうしたの」
「ぴょん子ちゃん、ごんたくん、どうしたの」
ぴょん子ちゃんとごんたくんは窓からそっと顔を出してお父さんとお母さんにお願いをしました。