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岡山県産業人材育成コンソーシアム全体会議(平成22年8月26日)

印刷ページ表示 ページ番号:0280848 2010年9月29日更新労働雇用政策課

平成22年8月26日 (独)雇用・能力開発機構岡山センターで開催

教育機関、職業能力開発機関、業界団体、産業支援機関など関係する29機関・団体が参加して全体会議を開催しました。
最初に、コンソーシアムの活動として取り組んだ団体から報告をいただいた。

ア 地域産業の担い手育成について
  つやま新産業創出機構

イ 親子ものづくり体験教室と工業高校教員の中国職業能力開発大学校での技術研修について
  (独)雇用・能力開発機構中国職業能力開発大学校・岡山センター

ウ 企業における教員研修について
  協同組合ウイングバレイ
  岡山県高等学校工業教育協会
次に、県内高校生の就職について、教育機関、産業界、労働関係機関に、それぞれの立場から情報提供をいただき、これを参考にグループ討議を行いました。

(1)「ものづくりを目指す人材の確保」
(2)「効果的な職業訓練の実施」
(3)「県内企業への就労支援」

3グループ討議での意見

■課題
・高校生が自分にあった職業を見極めることは困難であり、教員・保護者等の意見が大きな影響力を持つが、県内中小企業の情報がうまく伝わっておらず、業務内容より給与、知名度で企業を選ぶ傾向にある。また、高校生に企業情報を知らせる取組を行いたくても、学校の授業や部活動で時間が取れず、教員に時間の余裕がない。

・学校側、企業側ともそれぞれの視点・思いで就職、採用に当たっており、相手方の意向と、マッチできていない。

・就職後、現実の業務や職場環境になじめず、あるいはマナーや辛抱強さの欠如等で早期離職するケースもある。

■課題解決に向けた取組
・生徒の選択の幅を広げるためにも、小中学生時期に興味を持たせることも必要。
 高校生だけでなく、教員や保護者にも地域の産業や企業のことをもっと知ってもらう必要があり、分かり易く企業情報を提供するため企業と学校の連携が必要。(キャリアコディネーターの配置等)

・インターンシップなどミスマッチ解消のための取組を進めるため、企業と生徒を結びつけるコーディネーター機能を担う仕組みが必要。(教員の企業見学・体験研修)

・高校の職業教育の中で企業の現場の様子をうまく伝える工夫をするとともに、就職までに社会人としてのマナーなどを身に付ける方法を検討する必要がある。

これらの意見を受け、コンソーシアムでは、今後、県内高校生の県内中小企業への就職について、具体的な取組を進めていく予定です。