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『 日本紅斑熱 』に注意しましょう

『 日本紅斑熱 』に注意しましょう。

岡山県では、2021年4月(第17週)、5月(第21週)および6月(第23週)に各1名づつ、累計3名の患者の発生報告がありました。なお、2020年には11名(5月(1名)、7月(3名)、8月(3名)、10月(4名))の患者の発生報告がありました。2006年の集計開始以降最多の報告数となりました。

(参考:2019年の発生報告は3名(春期~秋期)、2018年は5名(春期~夏期))

全国では、2020年に421名の患者の発生報告がありました

日本紅斑熱は病原体を保有するマダニに咬まれることで感染し、春から初冬にかけて発生します。高熱と発しんで発症し、一般的に予後は良好ですが、治療が遅れると死に至ることもあります。
作業やレジャーなどで野山や草むら、河川敷など、マダニの生息地域に立ち入るときは、マダニに咬まれないよう注意しましょう。
症状は、「発熱」「発しん」「刺し口」が特徴です。野山や草むらに入った後、数日後に高熱がでて、赤い発しんがあるときは、速やかに医療機関を受診してください。また、医療機関を受診した時に、野山に入ったことも伝えてください。

マダニの画像
フタトゲチマダニ
岡山県環境保健センター撮影
 

日本紅斑熱 とは

日本紅斑熱リケッチア( Rickettsia japonica )という細菌による感染症です。

 日本紅斑熱は、リケッチア・ジャポニカ( 日本名 : 日本紅斑熱リケッチア )という細菌によって発症する病気で、病原体を持っている野外のマダニに刺されることで感染します。マダニは、野山、畑、河川敷等に生息していますが、全ての個体が病原体を持っているわけではありません。人間が、病原体を保有するマダニの生息場所に立ち入り、咬まれることで感染します。人から人への感染はありません。咬まれてから2~8日後に高熱と発しんで発症し、重症の場合は死に至ることもあります。夏から初冬にかけて多く発生しますが、真冬を除いてほぼ1年中感染する可能性があり、全国では毎年100人以上の患者が報告されています。岡山県では2009年10月に、初めての患者が報告されて以来、毎年10名未満の報告が続いています。

日本紅斑熱
日本紅斑熱啓発チラシ(岡山県)
 

日本紅斑熱 症状と診断、治療

レジャー・作業で野山や草むらに入った後、しばらくして高熱が出て、赤い発しんがある時は速やかに医療機関を受診しましょう。

早期診断 早期治療がとても大切ですので、もしも と思ったときにはすぐに受診しましょう。

症 状発熱 ・ 刺し口 ・ 発しん(手足から全身に広がる)が3大特徴です。
診 断血清診断
痂皮(刺し口のかさぶた)・発しん部位の皮膚・末梢血中などからのリケッチア遺伝子の検出または抗体の検出
治 療テトラサイクリン系抗菌薬が有効です。
ニューキノロン系抗菌薬と併用することもあります。

日本紅斑熱 予防のポイント

作業やレジャーなどで野山や草むらに入るときは、マダニに咬まれないよう次のことに注意してください。

  1. 草むらなどに入るときは、長袖、長ズボン、手袋、長靴等を着用しましょう。
  2. 肌の露出部分や衣服にディートやイカリジン等が含まれた虫よけ剤を使用しましょう。
  3. 地面に直接寝転んだり、腰を下ろしたり、衣服を置くのは止めましょう。
  4. 帰宅後はすぐ入浴し、体をよく洗い、新しい服に着替えましょう。着ていた服はすぐに洗濯するかナイロン袋に入れて口を縛っておきましょう。

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