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勝英農業普及指導センターは、水田農業における獣害被害を防止するため、専門家と協力しながら、西粟倉村にてドローンを活用した対策を講じています。
センサーカメラで、どの時間帯に獣(今回は主にシカ)が出没しているかを把握後、7月4日に出没時間にあわせ赤外線カメラを搭載したドローンを飛ばし、行動把握や、ドローンを活用した追い払いなどを行いました。
電線や電波塔などの障害物が多い場所に出没したため追い払いはできませんでしたが、赤外線カメラにてシカの侵入経路を特定したほか、食害の発生程度やシカの行動を効率良く把握することができました。
今回把握できた内容をもとに、罠の設置や防護柵補強などの対策を地域へ提案します。
【ドローンでシカを撮影している様子】
【カメラから見た様子(シカ4頭が写っている)】