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榮農王国山光園(さんこうえん)20周年事業実行委員会は、11月12日、高梁市備中町西山の榮農王国山光園で、地元選出県議、市長、入植者、指導農家等40名を参集し、記念式典を開催しました。
榮農王国山光園は、高梁地域の特産の夏秋トマトとピオーネの振興を図るため、新規就農者の確保・育成と規模拡大を目指して、農地や施設等の生産基盤と参入者の住宅も併設し、平成11年度から4年間の歳月を経て平成15年8月に開村されました。
入植者の栽培面積は、トマト6戸と2法人で2.83ha、ピオーネ3戸で3.4haです。そのうちトマト2名、ピオーネ1名は、開村当初から現在まで営農を継続され、トマト農家の1名は、新規参入者の受入れ指導者となり、今年度7月に3名(のちに法人化)を山光園の農地で就農に導かれています。また、JAびほくトマト部会の栽培面積の約26%は、山光園入植者で占めている状況です。
普及指導センターは、地元研修生受入れ組織、市やJAとともに新規参入者の確保を行いました。今後とも栽培技術指導や経営確立支援を行います。
【市長感謝状を贈られる開村からの入植者】 【現在の榮農王国山光園】