小ぎくを盆の需要期に開花させるため、花芽検鏡を行いました。
小ぎくは短日植物のため、日長が短くならないと花芽ができません。この性質を利用して、花芽をつけさせたくないときは夜に電照をつけ、つけさせたい時期になると電照を止めて、花の開花時期を調整します。
普及指導センターでは、実体顕微鏡を覗きながら裁縫針で花芽を覆っている未展開葉をはぎ取り、花芽分化ステージを調べました。
調べた結果をもとに、盆の需要期にピッタリ開花するよう管内の農家に対し今後の栽培管理を指導していきます。
【実体顕微鏡で花芽分化の状況を調査する普及指導員】