令和7年版
JA晴れの国岡山びほくトマト部会の概要(令和6年)
会 員 数 |
63戸 |
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栽培面積 |
10.7ha |
1戸あたり 17.0a |
販 売 額 |
3.5億円 |
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トマトの導入経緯と産地化
・昭和30年代から、葉たばこに代わる高収益品目として、準高冷地の夏季冷涼な気候を活かした夏秋トマトの栽培が始まった。
・昭和50年代から、旧備中町平川地区・湯野地区、旧川上町での畑地かんがい施設の整備に伴い、雨よけハウスの導入が進み、生産が安定した。また、全国に先駆け、完熟系品種「桃太郎」を導入した。
・平成9年からは、生育に応じた施肥、かん水を同時に行う養液土耕栽培や授粉用マルハナバチを導入し、栽培の省力化が進んでいる。
・平成16年には、旧備中町にカラーソーター(カメラ式色彩形状選別装置)を備えた選果場を整備し、平成17年に、びほく農協トマト部会が発足した。
・出荷は、全量を共選共販し、京阪神市場を中心に出荷している。
産地の特徴
・省力化と規模拡大のため、養液土耕システムとマルハナバチを約8割の生産者が導入している。
・岡山県産夏秋トマト出荷量の約6割を占める県内最大の産地である。
・平成5年以降22組が就農し、その販売金額の合計は部会全体の約2分の1強を占めている。
・平成23年度からGAPを導入し、内部点検を全戸で実施している。
・平成25年度には、第43回日本農業賞集団組織の部で優秀賞を受賞した。
・令和6年度から部会の栽培品種を「桃太郎みなみ」(タキイ種苗)に統一し、「天空の実り®桃太郎シルク」として出荷を開始した。
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