令和8年度当初予要求額の概要について
本日、私からは1項目、お話をさせていただきます。
令和8年度当初予算について、11月に公表した予算編成方針に基づき、各部局と財政当局の間で協議・調整を重ね、予算要求額をとりまとめましたので、概要をご説明いたします。
資料1ページ「1 要求額」をご覧ください。
一般会計の要求額は、8,194億9,100万円となり、前年度当初予算を5.5%、426億円上回る要求となっております。
主な要因としては、人件費や社会保障関係費の増などにより義務的経費が221億円の増となること、いわゆる教育無償化への対応や将来の臨時財政対策債の償還に備えた県債管理基金への積立にかかる経費を計上していることなどにより事業費が162億円の増となることが挙げられます。
特別会計は3,826億7,400万円で、前年度比2.0%の増、また、企業会計は209億9,400万円で、前年度比0.1%の増となっております。
資料2ページ「4 要求額の内訳」をご覧ください。
義務的経費については、前年度比3.9%、221億円の増となっております。
主な要因は、給与改定等による人件費の増や、高齢化の進展、診療報酬改定等の影響を受けた社会保障関係費の増であります。
一般行政経費については、前年度比15.5%、197億円の増となっております。
主な要因は、高校生等への授業料の支援や学校給食費の負担軽減にかかる経費のほか、国において将来の臨時財政対策債の償還費が新たに措置されることに伴い、県債管理基金への積立にかかる経費を計上していることであります。
投資的経費については、前年度比1.1%、9億円の増となっております。
主な要因は、公共インフラ施設の老朽化を踏まえた維持修繕の増や、水島警察署庁舎建替整備事業の進捗による増であります。
資料3ページ「5 第4次晴れの国おかやま生き活きプランに基づく主な重点事業」をご覧ください。重点戦略に沿ってご説明いたします。
まず、「結婚・子育ての希望がかなう社会の実現」についてでございます。
ここから(1)番、(2)番ということで説明をさせていただくわけでありますけれども、例年、よく全部説明した後で、思い入れのある事業は何ですかというふうに聞かれるのですけれども、大変長いリストの中から、もう本当に数少ないものを挙げて今から説明いたします。これが私の思い入れの強い事業でございますので、ぜひこの順番も大事でありまして、生き活きプランの順番でやってはいるのですけれども、やはり上にきているものが(思い入れが)大きいと、少子化関係は大変私の思い入れの強いものでございますので、ぜひそこをお酌み取りいただきまして、聞いていただきたいと思います。
(1)番の「少子化対策総合推進事業」では、企業や市町村、大学等と連携したアプローチを強化してまいります。
まず、企業との連携として、商工会等と連携した出会いの場の創出、また「縁むすび応援企業」制度による従業員の結婚を応援する機運の醸成に新たに取り組んでまいります。
次に、市町村との連携として、少子化要因「見える化」ツールを活用した施策形成等に取り組む市町村への伴走支援に新たに取り組んでまいります。
次に、大学等との連携として、より多くの若い世代が自身の望む将来設計を描けるよう、ライフデザイン講座の開催回数等を拡充いたします。
このほか、おかやま縁むすびネットの利便性向上のためのシステム改修を実施するとともに、登録無料キャンペーンを継続いたします。
これらによりまして、特に重要な結婚支援を中心に、一層取組を強化してまいります。
(2)番の「おかやまママ安心サポート事業」では、子どもを安心して生み育てられる地域づくりを進めるため、プレコンセプションケアの推進などに引き続き取り組むとともに、新たに卵子凍結等の費用の助成や、5歳児健診に従事する専門職確保のための研修会の開催などに取り組んでまいります。
次に、「夢を育む教育県岡山の推進」についてでございます。
(3)番の「学校における働き方改革推進事業」では、教師業務アシスタントや部活動指導員を引き続き配置するとともに、新たにクラウドを活用したネットワーク環境を整備することで、教員の業務削減や教育の質の向上を図ってまいります。
(4)番の「不登校総合対策推進事業」では、学校を誰もが通いたくなる魅力ある場所にするために、小学校に登校・自立応援室支援員を引き続き配置するとともに、問題行動等の未然防止の取組として重要な発達支持的生徒指導の研究事業にしっかりと取り組んでまいります。
次に、「地域を支える産業の振興」についてでございます。
(2)番の「スタートアップ・ベンチャー成長支援事業」では、スタートアップ・ベンチャー企業の認知度向上や支援の機運醸成を図るため、岡山テクノロジー展と連携したPRイベントを開催するとともに、起業経験者等による伴走支援やピッチイベントの開催等を通じて、資金調達やビジネスマッチングを支援してまいります。
(4)番の「岡山桃太郎空港機能強化事業」では、将来のインバウンド需要を見据え、国際線同時2便対応や老朽化した施設の更新、利用者の利便性・快適性の向上など、岡山桃太郎空港の機能強化を図るため、基本計画で定めた事業規模等をもとに、旅客ターミナルビルの基本設計等を行ってまいります。
(8)番の「地域デジタル女子人材育成・就業事業」では、女性の地域への定着・流出防止につなげるため、地域の女性をデジタル人材に育成し、地域在住のまま都市部の高単価な業務への就業を支援するとともに、地域企業の経営変革やデジタル化を進め、アウトソーシングされた業務への就業支援も行ってまいります。
(9)番の「選ばれるオカヤマ!外国人材等支援強化プロジェクト」では、県内企業等に向けた相談窓口の設置や海外現地での外国人介護人材の確保に資する取組への支援など、外国人材の確保と適正な労働環境の整備に取り組むとともに、日本語教育支援センターの開設や市町村が行う多文化共生に資する事業への支援など、外国人材の定着と共生の推進に取り組んでまいります。
資料4ページをご覧ください。
次に、「安心で豊かさが実感できる地域の創造」についてでございます。
(1)番の「救急安心センター事業」では、救急医療機関の受診の適正化を進めるため、病気やけがの際、医療機関を受診するかどうかなどを電話で相談できる、いわゆる「♯7119」を、県として、本年7月を目途に、市町村の負担を求めることなく実施してまいります。
(6)番の「路面標示リカバリープロジェクト」では、路面標示を良好な状態に維持し、交通事故の抑止を図るため、AI点検システムを新たに導入するとともに、視認性が低下した横断歩道及びその周辺等の路面標示につきまして、3か年の緊急修繕を実施してまいります。
(11)番の「サッカースタジアム調査・検討事業」では、新スタジアム整備を求める署名や、ホームゲームでは、全ての試合で岡山側応援エリアのチケットが完売している状況等を踏まえ、協議体を設置し、スタジアム整備の実現可能性等について議論・検討するとともに、場所や規模、建設コスト、建設・運営主体等の調査を行ってまいります。
最後に、「6 岡山市・玉野市林野火災跡地の復旧関係予算に係る主な事業」についてでありますが、火災で焼失した森林の緑化に取り組むとともに、階段や案内板などが焼失した自然公園の復旧などを行ってまいります。
以上が主な事業の説明であります。
「生き活き岡山」の実現に向け、第4次生き活きプランの重点戦略等に基づく施策や、喫緊の課題である人口減少問題に対応するための施策など、私の思いに沿いまして、本県の持続的な発展に結びつけるための予算が要求されていると考えておりますが、今後、財政状況も勘案しつつ、より一層力を入れたい部分へ、事業の追加などを行いたいと考えております。
私からは、以上でございます。
質疑応答
記者)
まず今回の当初予算の要求額が8,194億円というのは、知事が就任されてから最大の額ではないかと思うのですけれども、その背景として義務的経費などが増大しているのは見てとれるのですが、同時に、この重点事業に基づく要求額を見ますと、例えば295億円余りとなっておりますけれども、これは昨年度の当初予算120億円余りと比べますと倍以上になっているというふうにも考えられると思うのですが、これはやはり岡山独自のカラーを打ち出そうとした結果、当初予算がこれだけの額になったという、そのような思いもお持ちでしょうか。
知事)
いろいろな要因が相まって、今回の私の任期の中の最大の予算ということになっております。岡山県の予算とすれば2000年と2001年、平成で言えば12年と13年の当初予算に次ぐ、3番目の規模ということを教えてもらっておりますけれども、この予算、出したいものはいっぱいあるのですよ。それぞれのところでもうちょっとずつ出せれば、こんな効果が見込めるということは、説明を聞くたびに私も思うわけですけれども、当然ながらそれで毎年すごい赤字を出すと、すぐ財政危機に陥るわけでありまして、当然収入があってのこの支出ということでございます。ここも何度も毎年説明をいたしておりますけれども、今名前は要求ということになっていますけれども、冒頭でご説明しとおり、これは財政当局と調整がほぼ完了した要求内容ということですので、いろいろな査定が入っています。一つは我々自身の税収がそこそこ好調であろうと見込んでいること、これがもう大前提にあります。あともう一つ、国からの地方財政の政策、我々の自主財源は半分ぐらいしかありませんので、国からどれぐらい(交付税が)来るかということも非常に大きいわけですけれども、高市内閣、かなり地方に配慮をしてくれているということがございます。地方財政計画の規模が拡大されるのがもう確定しているということと、あと、我々自身いろいろ(予算を)付けたいものがあって、ここはもう踏み込もうという判断をしたこともございます。意外と大きいのが、先ほどの国の話とかぶりますけれども、教育の無償化であったり、国の決断によって決まったものに対する手当の関係で膨らんでいるというのも、数字とすれば結構大きなものになってまいります。あと臨財債(臨時財政対策債)の償還のための基金費をいただいて、それを基金に積んでおくというのも、予算に足されるような形になりますので、これは使うためのお金ではありませんけれども、結構その見え方とすれば、増えていると。そういったいろいろな要因がありまして、かなり大きくなっている。この県債管理基金の積立金が78億8,000万円増というのは、もう本当に将来臨財債を減らすためのものですので、使うということではないのですけれども、いろいろなことが相まって大きな金額になっていますけれども、ただ、我々としてもこれまでずっと財政が厳しいので、これ以上財政厳しくしてはいけないということで抑制的、抑制的に振る舞ってやってきたわけでありますけれども、この人口減少問題などの、要するに、どうしてこの財政再建を進めてきたかというと、将来にツケを極力残したくないということでやってきたわけですけれども、その人口減少問題についても、いや、もう少し踏み込んでおいてくれよということを、将来世代から言われることは、私は間違いないと思っておりますので、そういったことも考えながら悩みながらの今回のこの数字ということになりました。
記者)
この重点事業の金額だけ見ると、昨年度よりも倍近くなっていると。この受け止めをあらためて伺えますでしょうか。
知事)
実際に我々のしたいものを倍にしたわけではないのですけれども、我々としても踏み込んだ予算になったかなと思っております
記者)
先ほど、この要求の中にも(新)スタジアムに関する調査・検討の金額が付いていると思うのですけれども、協議体を設置をするというふうに明言されていると受け止めたのですけれども、その協議体を設置する時期ですとか、メンバーですとか、いつまでにどういうお気持ちで、スピード感を持って取り組まれるとは思うのですけども、いつ頃までに何らかの目安を示したいと考えていらっしゃるか、そのあたり、伺えますでしょうか。
知事)
皆さん興味のあるところだと思います。協議体はもう作る方向で考えております。協議体設立に必要なこと、例えば要綱を作ったりですとか、人選ですとか、進めているところでございます。以前ここでもお伝えしましたけれども、いろいろな実際には作業があります。ただそれを標準的な丁寧な作業を進めていると、県民の皆さんからすると、非常にモタモタしているように見えると。何かわざと時間をかけているのではないかというふうに見られるのは大変残念なことでありまして、それぞれの担当に対しては、もうぜひ、テキパキやってくれと、県民の皆さんから遅らせているというふうに誤解されないようにしてほしい、ということは伝えてあります。ただ手抜きをしていいとか、必要なステップをはしょっていいと言っているわけではありませんので、きちんとしたステップを踏みながらも、きちんと努力が見えるようにしていきたいと思っています。残念ながら今の時点でこの協議体をいつまでに設置できそうだ、ですとか、もしくは(いつまでに設置)しないといけないと思っているというような具体的な日程についてはお示しできません。テキパキやっていきたいと思っています。
記者)
たちまちの問題として、話し合っている間、(現状の)スタジアムはやはり入場者が入れずに、いっぱいになってしまうという問題が続いてしまうのではないかという懸念もあると思うのですけれども、それについて、たちまちこの2026年に入れない人に対する対応というふうにはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
知事)
おっしゃるとおり、この話もずいぶんいろいろな方から言われております。スタジアム作ってほしい、いろいろな意見の方がいらっしゃいますけれども、作ってほしいというふうに言われる方もたくさんいらっしゃると。ただ実際、今から本当に最短で計画が出来て、県民の皆さん、県議会の皆さんの賛同をいただいて(新スタジアムの)建設が始まった、出来上がったという、もう一番早いシナリオを考えても、結構な年数が経ちます。それが10年かかるのかどうかわかりませんけれども、5年以内に出来るということは、普通考えられないわけでありまして、そういうことを考えると、毎試合毎試合、見たい人が入れないのだ、もしくはアウェーで岡山に来たい人が来れていないのだということについては非常に残念なことだと思っておりまして、今のこのJFE晴れの国スタジアムについても、座席の増設について、やはり必要だろうと考えております。技術的にそれが実際できるのかどうなのか、いろいろ懸案事項があって、ここでも考えている、いやちょっと難しいのがわかったという何度か行ったり来たりしているわけですけれども、やはりその必要性については、我々、引き続き考えております。いろいろなやり方を今でも検討をしているところでございます。具体的に発表できることはないのですけれども、何とか(新)スタジアムが出来る、出来ない、出来たとしてもずいぶん時間がかかるのは、これもう仕方のないことなので、何とかそれまでにできることはないのか、今検討は続けております。
記者)
今のご発言は、スタジアムについて、現状のJFE晴れの国スタジアムについては、観客席の増設の検討を始めているというふうに受け止めてよろしいでしょうか。
知事)
検討をしたのはずいぶん前からいろいろな可能性を考えて、これは難しそうだ、あれも難しそうだということなので、そういう検討が今でも続いていると。我々は諦めたわけではないということでございます。
記者)
ちなみにその場合の、例えば座席をどのあたりにどれぐらいの規模で、そしてそれはいつ頃を目途にやりたいか、今どのように考えていらっしゃいますでしょうか。
知事)
これまた法的に可能かとかいろいろな技術的な問題もあるわけなのですけれども、ただ、もうまず間違いないのは、一番のメインのところから見て、右(南)側に芝生のエリアがありますよね。あれはやっぱり気になる。本当に気になると。あそこに椅子を置けば、1,000席は増やせるのですよね。(現状)15,500(席)ですから、1,000席というと、1割にもならないのですけれども、でもやっぱりね、100席でも200席でも増やしてあげたいと思っているときの1,000席分、もう少し詰めればもっと増やせるのだと思うのですけれども、左(北)側の芝生の方はスクリーンがあるので、なかなか実際には難しいのだそうですけれども、とにかく右(南)側の芝生については気になっているというところでございます。可能性とすれば、まだまだいろいろな可能性はあるのでしょうけれども、それぞれになかなかの難しさがあるみたいなので、まずは、まずはというか一番気になるのは、あの芝生の場所ということであります。
記者)
現スタジアムの増席については、知事は一旦白紙というような発言を、確か昨年5月ぐらいされたと思うのですけども、つまりそれをもう1回リセットされて、具体的に考えておられるという受け止めでよろしいですか。
知事)
私自身、いやちょっと難しいということをこの場で申し上げたときも、やるべきではないというつもりでちょっと一旦白紙というふうに申し上げたわけではなくて、なかなかこのやり方だとこういう問題が、あのやり方だとああいう問題が、ということで、実際には難しいと現時点で判断していますということだったのです。ただ、そうは言っても、何とかして欲しいという声はもう本当にひっきりなしに県庁に届いてきております。我々としても、ちょっとでもたくさんの方に見てもらいたいという思いはありますし、一部、それをすると、(新)スタジアムが必要なくなるではないか、かえって(席を)増やしてもらったら困るという方も一部いらっしゃるのもわかるのですけれども、それとは切り離して考えていただければいいのだと思います。いろいろなアイデアを出してもらいまして、これまでの発想とはちょっと違うアイデアも出てきておりますので、それがうまくいくのかどうか、今ちょっと検討してもらっているところでございます。
記者)
予算に戻るのですけども、先ほど生き活きプランに基づいて、特にこの順番に沿って(知事の)思いが強いということだと思うのですけど、見る限りやっぱり少子化対策、
知事)
少子化(対策)には本当に気合が入っています。
記者)
で、社会減対策にも多分力を入れられると思うのです。以前から理由についてはいろいろおっしゃっていただいたと思うのですけども、あらためて、なぜここに力を入れるのかというところを課題も踏まえてお聞かせください。
知事)
私自身、役所は、今の問題についての対応力は非常に強いと思っています。ただ、人間でいう生活習慣病のような、今、痛みはない、今、すごい政治的なプレッシャーがかかっているわけではないけれど、でも放置しておくと、10年後、20年後に大変な問題になるということについては、手当すべきだと。もしくは10年後、20年後にものすごいリターンを見込めることについては、頑張るべきだと。これ産業振興が相当するわけですけれども、放っておくと本当に大変なことになるというのが少子化問題だと思っています。今年生まれる、来年生まれる子どもの数がちょっと減ろうがちょっと増えようが、それでデモが起きるとか、どうのこうのということにはならないわけですけれども、でもその将来のそれぞれの地域の姿を一番決めるのは、その生まれる子どもの数だと思っています。もう正直申し上げて、ここでも何度も釈明をしましたけれども、私は自然増減、自然減対策に全力で頑張ってまいりました。社会増減については、お隣、近くから引っ張ってくるというのが一番手っ取り早いわけなのですけれども、それというのは日本全体で考えると、もしくは中国地方、中四国地方、地域で考えるとゼロサムゲームでありますので、そこにあまりリソースをつぎ込んで、見かけ上の数字を作るよりも、やはり本来のこの地域地域の(子どもが)生まれる数を増やしていくということで頑張ってきたわけなのですが、ただコロナが終わってから、岡山県ですとか、他県もそうですけれども、東京一極集中の度合いがより一層強まってきている。大都市圏に若い人たちが、より流れるようになっているということでありまして、実際に10代後半、20代前半の若者が、1学年の中のザクッと2割程度が岡山県外に出てしまっているような、すいません私の電卓の手計算ぐらいの話ですけれども、ということになると、ただでさえ、この人口置換水準というのが、合計特殊率にして、2をちょっと上回ってなければいけない、2.07とか06とか言われているのが、その2割分を考えると、これを2.5近くにしないといけない。今の合計特殊出生率が1.3を切っているという現状からすると、ものすごい高いハードルになるわけでありまして、あともう一つは、東京がもう本当に家賃がどんどんどんどん上がっている、買うマンションの平均価格1億(円)超えているし、借りるときの家賃でも、もう全然物価上昇の率を大きく上回るスピードでこの5年、家賃が上がっているので、東京に住めなくなっているという報道がつい先日もありましたけれども、しかも合計特殊出生率が1でしかない、全国で一番低い東京をはじめ、関東に人が行くというのは日本全国、日本全体の少子化としても、これはいいことではないだろうということで、これまで以上に社会減対策にも取り組むということが色濃く出た予算になっていると思っています。この予算について、これは以前もお伝えしましたけれども、元々は岡山県庁で頑張るということでやってきたのですけれども、これはもうよく考えたら、岡山県庁がどうしようが、決めるのは若い人たちです。結婚しようかな、子どもを産もうかな、育てようかな、その人たちがどう決断をするかという、その周りの環境を作っているのは、もう大抵の場合民間企業でありまして、その民間企業の皆さんが、どういうふうに決断をされるか、そこに働きかけないといけないので、今日も説明しました市町村と取り組んでいきましょう、民間企業と取り組んでいきましょう、大学を卒業する人も多いのだとすると、大学とも取り組んでいきましょう。そういうありとあらゆる若い人たちの環境を形作る、もしくは若い人たちに影響を及ぼすことができる団体、組織とも、できる限り一緒になって、若い人たちがこれなら子どもを産んでもよさそうだ、あの、当然ながらこれはもう若い人たちの希望を叶える方向です。結婚したくない人に結婚してもらおうとか、子どもを産みたくない人に産んでもらおうということでは当然ありません。アンケートを取ると結婚の希望は非常に高いですし、子どもを産みたいという人は非常に多いですし、その数も結構1人よりは2人、2人より3人という、結構実際に産んでいる数よりも(希望が)多いということが何度アンケートを取っても出てきますので、そういった方々の希望が叶うように、ぜひみんなで取り組んでいきたいという思いが詰まった予算で、できることは何でもしようというつもりで、いろいろアイデアを出しました。
記者)
先ほども重点事業が昨年よりも倍以上ということながら、先ほども義務的経費のことも上がっているという話が出ていましたけども、そこを踏まえてもやはり倍以上にするというのはやはりそれほどの意味があるということでしょうか。
知事)
一つはそもそもですけれども、もし県税がものすごい勢いで入ってくる見込みが立つのであれば、もしくは国が岡山県をはじめとする地方をもう思いっ切りバックアップしてくれることがわかっているのであれば、我々今年に限らず、数年前にこれぐらいのことをやっていても、おかしくなかったわけですけれども、当然ながらこの予算は基本的に均衡させないといけないということもあって、査定をかけていたわけですけれども、ありがたいことに引き続き税収は順調であろうという見込み、それから国の方も、地方をバックアップしてくれているということもありまして、この最大限の査定をかけずに、我々予算を組むことができたのかなと思っています。
記者)
少子化対策を柱としながら、今回の重点事業の新規事業には、人手が不足する地方の公共交通に外国人材を活用できないかなど、令和の人口減少化における社会課題に目配りをされてらっしゃるのだなという印象を受けましたが、そこについての知事のご所見をいただけないでしょうか。
知事)
これももう私が言いたいことの一つでありまして、もうとにかく人口減対策にはしっかり取り組むわけなのですけれども、何か魔法のようなことが起きて、明日から生まれる赤ちゃんの数が、もしくは岡山の女性の合計特殊出生率が2.0を回復したと。2月06日を回復したと。いやもう本当に良かったということになったとしても、生産年齢人口、これテクニカルには15歳からですけれども、実際、15歳から働く人は今、極めて少ないですから、20歳過ぎてぐらいから社会で頑張るということで言えば、例えば大学とか専門学校を出て社会で頼りになるということでは、そんな魔法が起きたとしても、(その子たちが社会に出るまでの)20年間はその労働力というのはこれから減っていく一方なのですよね。それに対してまずやっぱり現実を見て対応しなければいけない、その対応をしつつ、将来世代を増やす努力を、これはもう同時並行でしないといけないと。時々、生産年齢人口が減っていく悪影響というのは、毎年毎年じわっと効いてくるので、何かしなくても、ちょっと横を向いてれば何となく1年、2年ぐらいはすぎるみたいな、波でなんか今悪いけど、またいい時が来るのでしょうみたいなフリはできるのですけれども、これはこういう波っていうよりも、ずっと動いていくものでありまして、5年後には今より厳しいし、10年後は今よりもっと厳しいということが、もう統計上明らかでありますので、その分をどうやって、例えばこれまで電話で人が受けていたものをネットで注文すると、注文する人も楽だし、受ける方も楽だしという、そういうDX化だったり省力化だったり、デジタル化ということも必要ですし、どうやったって人がやらなけれないけない、例えば介護なんていうのはね、いろんなロボットとか、器具とか使うのですけれども、でも最後は、人対人のお世話というところで、岡山県(で)約2.7万人(令和6年10月末時点)(※「4万人」を訂正)の外国人材の方が、それぞれの地域、それぞれの分野で一生懸命頑張ってくださっていまして、大変評判が良いわけであります。そういった方々がこれからもこの岡山県を選んでいただけるように、岡山に来てよかったなと、これからも頑張ろうという、そういったことは元々の本国というか、後輩たちにも伝わりますので、日本意外といいよと。たまたまというか自分が働いている岡山、なかなか住みやすいところだよという評判になるのか、それとも何かちょっと聞いていた話とずいぶん違ったと。自分はしょうがないけど、(後輩である)君たちが来るのはおすすめしないよというふうに返事をするのとで、多分ずいぶん違うのだと思うのですよね。ぜひ、そういうことで、岡山のそれぞれの分野、それぞれの地域を、これからも生活を回していくということと同時に、やはり我々自身も、次の世代、自分たちできちんと維持していく。何度も言いますけれども、(自然増、社会増の)2本立てでいかなければいけないと思っています。
記者)
先ほどの質問に関連して、県条例の関係かなと思うのですが、「選ばれるオカヤマ!外国人材支援強化プロジェクト」も(令和)7年度と比べれば予算倍増になっているというところで、一部新ということで具体的にどういう取り組みが新しいのかということと、予算倍増の狙いみたいなところを教えていただければ幸いです。
知事)
外国人材の問題は非常に政治的に今熱い問題になってしまっています。私自身そこまで政治的に熱い問題だという認識はあまりなかったわけですけれども、ご案内のとおり、直近の(令和7年7月の)参議院選挙で、外国人は日本にとってあんまりいいことではないのではないかと、我々が考えている外国人から選ばれる地域づくりというのと、どちらかというと逆の考え方の政党が大きく得票したという事実がございます。これはもう、どういう考え方をするというのはもうそれぞれの方の自由ですし、どっちが正しいかどうかっていうのは、これはもう歴史が判定することなのだろうと思うのです。ただ現実に今、先ほども言いましたけど、約2.7万人(令和6年10月末時点)(※「4万人」を訂正)の方々が一生懸命頑張っていただいて、それぞれの地域が回っていると。これも全く事実であります。外国人の方は大抵若いときに来られるのですよね。それで数年間、どういう資格で来られるかというのは(人それぞれで)ずいぶん違うのですけれども、でも、数年働いて帰られる方も結構いらっしゃいますし、何らかのいろいろな事情でもう少し資格要件を満たして、長く(岡山に)いらっしゃる。そのうちに家族を作るという方もいらっしゃると。そういう方々のお子さんたちのサポートが十分でないと、それは本当に申し訳ないことですし、それは地域社会にとっても良くないことだと思います。ヨーロッパでも既に顕在化していますけれども、元々ヨーロッパにいた人たちではないけれども、労働力として別のところから来ましたと。例えばフランスならフランス、ドイツならドイツで育ったのだけれども、フランス語、ドイツ語が十分ネイティブほどにはうまくならなかった、もしくは自分がその社会の一員だと受け入れられているという感覚を持てないまま育ってしまったという人たちが疎外感を持つと、みんなのために頑張ろうということにならないですよね、それは普通。で、それで社会からすると、不安定要因になってくる、もしくはいろいろな問題が起きてくるという、これ我々からすると大きな教訓でありまして、ヨーロッパ、結構頑張っていたつもりでも、ああいうふうになるわけですから、確かに心配する人たちの根拠がないとは言えないわけです。ですから、我々きちんとそういった努力をして、せっかくこの日本を、岡山を選んで(来て)くださった方が、要件を満たして家族を持つときでも、そのご家族も幸せに、岡山の若い世代としてきちんと育っていけるようにするというのは非常に大事なことだと思っています。(職員が)いろいろワーッと提案してくれたことについては、大体私の場合は、そんなに大金かけないということだったら、いろいろやってみようということで査定をします。すいません、ちょっと私今、個別にあれとあれというのがすぐ出てこないのですけど、資料をめくると書いてございます。とにかくヨーロッパでの教訓を踏まえた、もしくは市議会でも決議を取りましたし、岡山県の場合特にあの(岡山県外国人材等支援推進)条例まで議会で議決をされたわけでございます。そういった考え方に沿って取り組んでまいります。
記者)
スタジアムの件であらためてお伺いしたいのですけど、今のスタジアムの増設で右(南)側の芝生エリア1,000席というお話ありましたけれども、実際にやるかはさておき、技術的には早ければいつから増設できるのですか。
知事)
とにかくこの問題についてはできるだけ早くしたいのですよね。新しいスタジアムについては、もうほんと他の地域の例を見ても、20年かかったとか10年かかったという例は現にあるわけですし、やっぱり新しく作るというのは大変なことですから、ある程度の時間はどうしてもかかるのでしょうけれども、座席の増設、座席を増やすというだけで、そんなね5年も10年もかかったら、もう何やっているのだという話です。ただ実際、試合中に工事はできませんし、JFE晴れの国スタジアムはサッカーのためだけではありませんので、いろいろな大会があるときを避けて、工事をしないといけないという制約が、実際いろいろ検討してみると、あるということですので、順調にいったとしても、なかなか私が期待するような3ヶ月後とか半年後みたいなことにはならないようでありますけれども、でも私とすれば、もうできるだけ早くやってほしいと。これもできるかどうかはまだわからないのですけれども、そういう案を考えて欲しいというふうに(職員に)伝えています。次の(J1)シーズン(2026年2~6月「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」、2026年8月~2027年6月「2026/27シーズン」)がファジアーノの場合1年半あります。ちょっと特別なシーズンということで。非常になかなか難しいのだというふうには言うのですけれども、1年半あるのだから、その最後の1ヶ月でも2ヶ月でもなんかね座席増やせないかなみたいなことは(職員に話を)投げています。んー、みたいな顔をしていますけれども、もう出来るだけ、それがもう3年、4年とかっていうことに、もし(増席を)やるのであれば、ならないようにしたいと思っています。
記者)
今のは逆に言うと、まだその技術的なところも踏まえて、いつから(増席)出来るかというのもまだまだ検討中というか調査中ということでしょうか。
知事)
もうとにかくもういろんな案、普通に考えていた案が実際うまくいかなかったのです。それで一旦駄目かということなのですけど、こんな案もあるという、(職員が)いろいろ頑張ってくれていまして、確かにそれも一つだなみたいな、そういうことで言えばずっと断続的に、この問題については何とかできないかということは考えております。今、一番有力そうな案がもしかしたらできるのではないかということで今検討しているということです。
記者)
来シーズンというか26-27シーズンの最後の1ヶ月、2ヶ月で(増席出来たら)というのは技術的に可能な話なのか、それとも知事の思いとしての部分でしょうか。
知事)
技術的に可能性が十分あるということなのですけれども、とにかく詰めていくと、こういう理由で駄目だったというのはこれまでもあったわけでありまして、ですからもう祈るような気持ちで、この方式で何とかならないかということです。
記者)
昨日の報道で、高市総理が与党幹部に衆院の早期解散を伝えたというふうに言われています。この間、23日の通常国会冒頭で解散が行われて、総選挙になるという見通しが伝えられているのですけど、そうなると国の(来年度)予算成立が遅れることになりまして、県の予算に対する影響を知事はどういうふうに見られていらっしゃるのでしょうか。
知事)
おっしゃられるとおり、我々のこの予算は国からの交付金(地方交付税等)が来ることを念頭に立てているものでございます。いろいろな考え方があろうかと思いますけれども、似たような例は2015年でしたっけ、もございまして、そのときも実は岡山県とすれば暫定予算は組んでおりません。本予算ということで組みまして、実際には国の予算、これまでも、例えば半年出来なかったみたいなことではなくて、少し、数週間遅れるという程度ですので、よっぽど国の議決がなければ、下りてこないものとガッチャンコするものについては、執行保留するですとか、いろいろなやり方がありますので、我々本予算で組んでも事実上支障はないであろうと考えております。
記者)
基本的にはもう通常どおりということですかね。
知事)
そうですね、あまり大きな支障はないと見込んでおります。
記者)
外国人材の支援強化のところなのですけれども、新しく設置される日本語教育支援センターなのですけども、先ほどの知事のお話ですとこれは日本に来られた外国人の方のお子さんを念頭に置いておられるのでしょうか。
知事)
どなたに限るということはないのですけれども、今一番気になっているのはお子さんたちです。ただ、実際我々とすれば、(日本に)来られる方自身は、日本語は出来ているのだろうということなのですけれども、それもきちんと出来ていない方も実はいらっしゃるということで、今、国の方でも日本語がちゃんと出来るのを要件とすることを検討しているというニュースがつい先日もありましたけれども、我々として、(支援の対象者を)限るつもりはないのですけど、でも一番心配なのはお子さんの問題、また配偶者の問題です。
記者)
知事の思いとしては、やっぱり要件を満たして日本に住まれる方については、やっぱりお子さんも含めてしっかり支援していきたいということでしょうか。
知事)
これは我々として、せっかく(岡山で)頑張ってくださっているわけなので、税収にも寄与されている、経済産業にも寄与されている方に対する我々のサービス提供ということもありますけれども、それ以上に、そこで岡山県の中で育つことになる子どもたちが、ちゃんと岡山の、日本の社会に受け入れられる、そこで育っていけるかどうかということで、大きく変わってくる。今、我々子どもが少ないということで困っているわけでありまして、すごい一生懸命な方のお子さんが、元々の日本人ではなくても、日本語を喋って、日本の文化を理解して、日本で頑張るということだと、これは少子化問題の一つの解だと思っています。それと比べて、いや自分は何かちゃんとした教育、言語の習得も含めた教育がなされなかったと。本当にどこに行っても1人の人間として扱ってもらえなかったという疎外感を持って育つというのは、それから働くにあたっても、ちゃんとそういう良い環境で育った人と比べて、戦力としてどうなのかという問題もありますし、それは本当に社会としても残念なことだと思います。ぜひ、日本にいらっしゃる以上、日本のこの価値観というのをわかってもらいたい、馴染んでもらいたいですし、それにはまず日本語の習得というのは、もう大前提ということになろうかと思います。
記者)
スタジアムの件なのですけども、去年の知事の会見で、スタジアムの増席の技術的な検討のところで、一つ岡山市の内水氾濫の関係の条例が一つネックになっているというお話があったと思うのですけども、そこはまだちょっと解消されてないような状況でしょうか。
知事)
そこについて岡山市長は会見で、そんなにすごい問題ではないと認識していますよ、というご発言がありました。我々とすれば、元々(岡山市に)問い合わせて、ぎちぎちに詰めて駄目だということで言ったわけではなくて、実際、我々が元々思っていた規模のものをすると、岡山市の条例に抵触するのはそれ自体の面積要件ですので、もう明らかでしたので、一般的にああいう防災ものの条例というのは、民間の皆さんにお願いするものなので、役所は先ず「隗より始めよ」ということで、そこで緩くするというのは一般的に考えられないと。自分たちだけお互いこれもういいよねと言っといて、民間企業に対してやりなさいというのは、これは順番が違うだろうというのは、これ一般的な役所の人間の感覚なので、なかなか難しいなというふうに我々が判断をしていたわけでありますけれども、実際そこは泳ぐ余地があるのかもしれないということです。ただ実際それはそれでまたコストがかかるやり方でもあったわけでありまして、あと時間もかかるやり方でもあったわけでありまして、今我々が考えているやり方は、また一つ違う、その条例に抵触しないタイプのものが、今の時点で有力なやり方として挙がっています。
記者)
衆議院の解散総選挙について、この時期、もし解散総選挙となるならば、各自治体とも当初予算編成作業と、また新年度の人事等と重なる相当の繁忙期になると思います。そういった意味で、負担を懸念する声も上がっておりますが、そういった面での受け止めというのはどういうふうにお考えでしょうか。
知事)
負担がかかるのはもう事実です。大変なことだと思います。職員の皆さん、県庁もそうですし、それぞれの市町村役場の皆さん、本当に大変なことなのだろうと思います。ただ、とにかく国権の最高機関が国会ということで、国会の意思がもうこれからの日本を形作っていくわけですので、解散について、こういうことで困るとかというふうに言い出すと、多分それは順番が違うのかなと思っています。それはもう我々仕事ですから、きちんとやるということですし、せっかくそうやって寒い中、もしくは忙しい中に解散をするのがほぼ決まっている以上、ぜひむしろ有権者の皆さんにも必ず投票に行っていただきたい。有権者の皆さんの思いと、その議会の思いがずれると、やはりそこに問題が生じるということですので、とにかくきちんと良い議論、発信をした上での高い投票率で、新しい議員の方々を選んでいただければ、私は忙しい中頑張った甲斐があろうかと思います。
記者)
通例、衆院選は県としても予算を専決処分したりしますけれども、今回はそういった見通しとか額とかというのは決まっていますでしょうか。
知事)
今の予算には入っておりません。ただこれまでも大体突発的なことがあっても泳いでこれたわけでありまして、適切に対処していきたいと思っています。
記者)
国会の解散はまだ決定しているわけではないですけど、関連して、超短期決戦、もし、このままいけば超短期決戦だと言われていて、かつ選挙事務の準備期間というのが非常に助走が短いと思うのですけど、そのあたりの懸念、これは県選管だけでなくて、各市町村の方にも負担がかかると思うのです。そのあたりは現状どのように考えてらっしゃいますでしょうか。
知事)
実際これまでもやってきたことであればそれを参考にやるわけですけれども、非常に忙しい期間の選挙になると。これまでなかったわけではないというふうに聞いていますけれども、でも、やはりこの時期というのはそうそう多かったわけではないということと、あともう一つはその準備期間がこれまでになく短いということでありますので、それぞれの選挙管理委員会ですとか、関係する部署の皆さん、もうぜひ頑張っていただきたいと思っています。本当に大変なことだと思います。これ準備も、全部役所の中で回せることではなくて、民間の、例えば印刷業者の方に印刷してもらうとか、いろんなことがあって、本当に回るのかという心配の声が、報道ベースで私も昨日、今日読んで、個人的にも、いやこれなかなか大変そうだなというふうに思っていますけれども、ぜひそれぞれ頑張っていただきたいと思います。
記者)
関連で、県の選管としての投票行動を呼びかけるというような形の広報もされると思うのですけども、この時期、例えば冬で県北の方だとか、非常に気候条件によっては投票が難しくなるようなことも想定しうるということもありますし、若い人にとってみれば、入試の時期とも重なっていると思うのですが、そのあたりについては現状どのように受け止めて考えてらっしゃいますか。
知事)
とにかく今の時期の選挙で、ここが心配だ、そこが大変だということを言うと結構長いリストができるのだと思います。ただ選挙ということで言えば、私、知事同士で(話をするときに)、統一地方選の知事はそうなのですけれども、それ以外の時期に選挙する知事も結構いるものですから、それぞれの愚痴合戦みたいな、いや、こういうときはこういう大変なことがあるので、暑いときは暑いときにまたひどい目に遭うのだよみたいなことで、この時だったら、心配ないという時期も逆にないのですよね。こんな行楽シーズンにとか、ということなので、もうどこで解散しても何らか負担はかけるということですので、我々事務を執行するものとすれば、とにかく厳しい条件の中で仕事をやるということなのだろうと思います。あとそれぞれの皆さんにそれぞれのご都合はあろうかと思いますけれども、ただ、日本の未来を決める、国会の構成員を決めることですので、もう本当に大切なことですので、私の方からその時期について、あまり文句を言うようなことは思っておりません。
記者)
スタジアムの話に戻るのですけれども、スタジアム協議体の設置に向けて、昨年末に(新スタジアムの整備を)推進する会の方と知事の方で会談をされて、関係者への話し合いというか協議がスタートしたと思うのですけども、先日の岡山市長会見の方でも関係する対象者に岡山市というのは当然入っているというのはおっしゃっていたと思うのですが、現状これも何度も伺って恐縮なのですけども、岡山市長の方は、もしそういったトップ同士で話をするのであれば受けさせていただくというようなお話が出たのですけども、現状、今後、知事の方としては、トップ同士でスタジアムの問題に関してお話をするという方向に考えていらっしゃいますでしょうか。
知事)
協議体を作るというのが非常に大事なことでありまして、その協議体が具体的にどういうスタジアム、場所をどうするのか、規模をどうするのかということの提案をしてくれることになろうかと思っています。そのためのこの打ち合わせということなのですけれども、私自身が具体的に会ってお話をするのは、推進する会の皆さんとの会だけでありまして、あとはその今こういうことを考えていますということを関係しそうなところと、担当者が打ち合わせをするということですので、先ほど言われたようなトップ会談というのは、このタイミングでは全く考えておりません。
記者)
明日、カキの大量(へい)死を受けて、水産庁の長官が岡山に来られるということですけど、知事はお会いになるのでしたっけ。
知事)
私自身は出向くことはないのですけれども、大変ありがたいことだと思っています。実際、自分自身が(視察に)行って思ったこと、もしくは視察全般に言えることなのですけれども、視察をしていなくても、いろんな状況は報告を受けていますので、視察に行って、こんなこと聞いたこともなかった、みたいなことにはまずならないわけなのですけれども、ただその何て言うか、臨場感、生々しさ、(関係者の)表情ですとか声のトーンですとか、景色ですとか、そういったことで、やはりずいぶん得るものはありますし、自分たちで決める場合は、確かめられたということですけれども、国にご対応をお願いする場合に、どこまでわかってくれているのだろうかというのは常に心配になります。向こうは向こうで、いや、ちゃんとわかっているよということなのだと思うのですけれども、実際に責任者の方がお越しいただいていると、これはわかってもらったに違いないという、かなりの確信を持てるものですから、そういう意味で、認識ギャップがぐっと縮まるという点で大変ありがたいことだと思っています。
記者)
(知事は水産庁長官に直接)お会いにはならないということで、何か事務方を通して、何か県としてのメッセージを伝えるとかということは考えているのでしょうか。
知事)
私も報告は受けておりまして、それぞれでこういう対応、確か(浅口市寄島町と瀬戸内市邑久町の)2ヶ所、県内で回ってくださるということだそうですけれども、その対応がこういう対応になっているという報告を受けて、しっかり頑張ってほしいなと思っています。
司会)
それでは以上をもちまして、知事定例記者会見を終了します。
知事)
ありがとうございました。