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2020年4月24日知事記者会見

会見写真

新型コロナウイルス感染症対策について

 私からは、新型コロナウイルス感染症対策について、5項目、お話をさせていただきます。
 まず、今月20日に閣議決定された国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に対応したものを中心に、本県において緊急に対応しなければならない事業をまとめた補正予算を、先程、専決処分いたしました。その概要について、資料に沿ってご説明いたします。配布資料2の1ページをご覧ください。「1.補正予算のねらい」の中に記載しておりますが、「感染拡大防止策と医療提供体制の整備」と「地域経済の維持と事業の継続のための支援」について編成したところであります。「2.補正予算額」でありますが、総額51億7,334万円となっております。2ページの「3.項目ごとの事業概要」でありますが、まず、感染拡大防止策と医療提供体制の整備であります。感染拡大の防止のため、幼稚園、保育所等で使用するマスクや消毒液等の購入を支援いたします。また、感染拡大に伴う検査件数及び感染者の増加に備え、PCR検査機器や人工呼吸器等の整備を支援いたします。さらに、医療崩壊を防止するため、軽症者などの療養を行う宿泊施設の借り上げに要する経費について、予算計上したところであります。次は、3ページの地域経済の維持と事業の継続のための支援であります。新たな制度融資を利用した中小企業者等の金利負担を軽減するため、融資を行った金融機関に対し、利子補助を実施いたします。また、経営相談や給付金申請手続の迅速化など、企業支援体制の充実を図るため、商工会議所等における特別相談員の配置について支援いたします。さらに、感染症の拡大が終息した後の事業再開に備えるため、中小企業者等の生産性向上に資する設備の導入や宿泊施設の改修等による魅力向上などを支援いたします。ただいま説明した事業を中心として、今回専決処分により措置した補正予算について、タイミングを逃すことなく、適切に執行してまいりたいと存じます。県においても、引き続き、緊張感をもって感染拡大の防止に努めるとともに、国や市町村、関係機関と連携し、あらゆる手立てを講じ、県民の命と健康を守るため、全力で取り組んでまいります。また、県内企業の皆様におかれましても、必要な対策について、スピード感を持って実施し、全力で支えてまいりますので、ともにこの難局を乗り越えていただきたいと存じます。
 次に、県事業に係る資金繰り支援についてであります。新型コロナウイルス感染症の影響拡大により県内事業者の資金繰りは厳しさを増しており、県においては無利子融資制度の創設など、国の経済対策とともに支援策を講じているところであります。このたび、県事業に係る公金の支払いで、事業完了後に支払う、精算払としているもののうち、事業者から申し出があり、適当と認めたものについては、概算払や前金払を行うことといたしました。今週から、順次、担当者から契約等の相手方に対し、その旨を周知することとしており、申し出があった場合には速やかな支払いに向け、手続を進め、県の事業実施に係る資金繰りを支援してまいります。
 次に、フライデーオベーションの取組についてであります。感染者とその家族への誹謗・中傷や、医療関係者への偏見・差別、誤った情報発信などが見られることについては、大変残念であり、絶対にやめていただきたいと思います。最前線で新型コロナウイルス感染症と戦っている医療関係者の皆様に感謝の意を込めて、「フライデー オベーション」の取組を岡山県庁でも実施し、拍手を送りたいと思います。この取組が多くの場所に広がるよう、幅広く呼び掛けてまいりたいと存じます。
 次に、週末の外出自粛要請についてであります。特措法に基づき、全ての県民の皆さんに対し、不要不急の外出の自粛を要請しておりますが、この週末も、引き続き、外出の自粛を強く要請いたします。また、大型連休期間中に、都道府県をまたいだ移動、特に、旅行、帰省、レジャーは厳に自粛するよう要請いたします。
 最後に、県外からの帰省者や旅行客の流入抑止に向けた啓発活動及び検温の実施についてであります。4月29日、山陽自動車道の瀬戸パーキングエリアにおいて実施することといたしました。現在、担当部局において、詳細を詰めているところでありますが、同パーキングエリア利用者へのチラシ配布による啓発活動と、検温の実施に向けて準備を進めているところであります。この取組を通じ、岡山県における感染拡大防止に対する強い思いをお示ししたいと考えております。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 知事がおっしゃられた患者さんや医療従事者への誹謗中傷についてのお尋ねです。全国的には、医療従事者の子供さんが保育園の利用を断られるなどのケースが懸念されているんですけれども、知事は県内の状況でどういったことを憂慮されてらっしゃるのかお聞かせ願えないでしょうか。

知事)
 もうこれは本当に私信じられない思いでありますけれども、実際に県内でも起きている。専門家の皆様方のお話を直接お伺いする機会、少なくともこれまでに二度公開であったわけでありますけれども、二度ともその話が出てまいります。自分たち、本当に休みなしにヘトヘトになりながら頑張っている。自分たちだってリスクを背負ってるわけであって、怖い思いを抱えながら、もしくは自分自身もそうですけれども、部下に、いやもううちは家族のことでこうなんです、いやもうそこは何とか頑張ってくれと、みんなで必死で現場を回している。それなのに、自分たちに対して、もしくは自分たちの家族に対して、もう近くに寄ってくれるな、もしくは登校、登園を控えてほしいだとか、そういったことを言われると、もう本当に辛いし、やりきれないというお話を何度もいただいているところでございます。自分の足元を打つみたいな表現がありますけれども、もう本当に地域とすれば一番馬鹿馬鹿しい行為でありまして、自分を守ってくれている人をひどい目に遭わせる、上向いて唾を吐くみたいなことでありますけれども、もう勘弁してほしいと思います。そんなことを言ってる人は、自分がかかったときに、誰にどうしてもらおうと思ってるんだっていうことをむしろ聞きたいと思います。みんながリスクがある中で、何とか家にいよう、もう遠出をやめようっていうことをお願いしています。基本的にはそれでいいんですけれども、もう現に岡山県内に患者がいる以上、もしくはこれからも出ることが予想される以上、リスクを冒してそういった患者を治療しなければいけない、もしくはPCR検査等を通じて、患者かどうか判定しなければいけない人が必ず出ます。そういう人たちが仕事をしなければ、我々は誰が患者かわかりませんし、体調が悪くなってる人がコロナなのかそうじゃないのかも分からない中で仕事をしていると、必ずニューヨークのようなことになります。今まだ落ち着いて我々が生活できているのは、PCR検査をし、症状が出た人を収容し、治療に当たってくれている方々がいらっしゃる。そういった方々を支えてくれるスタッフがいてくれるからでありますので、本当に勘弁してほしいと思います。我々自身、今の状態が維持できるようにしなければいけませんし、この事態をさらに悪化させるような行動を厳に慎まなければいけないと思っています。
 ちょっと乗っかるようで恐縮ですけれども、ゴールデンウィークもしくはこの週末に遊びに行こうと、外に遠くに行こうと思っている人は、もう本当にみんなの周りの人の首を絞めているようなことでありますので、絶対にやめていただきたいですし、そういうことをちゃんと考えれば、お医者さんですとか、看護師さんですとか、医療スタッフの皆さんに対して、何か否定的なことを言うなんていうのは考えられないと思います。ぜひとも、しっかり考えていただきたいと思います。

記者)
 県境での検温についてなんですが、期間としてどれぐらいまでは続けていきたいというふうにお考えですか。

知事)
 私もちょっと拍子抜けしたんですけれども、私のところに上がってきたのが、水曜日1日なんです、とりあえず。いや1日かいみたいなことなんですけれども、とりあえず1日やるということでございます。その効果ですとか、実際には今本当にてんてこ舞いしている県庁職員の中から、私の思いで何人も人を引き抜いてやるわけですから、その後続けるべきなのかどうなのか、考えてもらうことになろうかと思います。

記者)
 今お話にあった職員の方が疲弊されてるっていうところなんですけども、今年度の職員の採用試験とかについては、今のところ変更せずにできるというふうにお考えでしょうか。

知事)
 採用試験の詳細についても、すでに変更がされています。もう終わってるはずなのか、これから一、二週間でやるはずなのか、今ちょっと記憶にありませんけれども、ある一つのタイプの試験ですが、集まっていただく試験が、変更というか延期になってしまっています。これまで通りのやり方では、多分できないと思います。これまでは、だぁっと集まってもらって説明をして、また面接も最初は集団面接のような形、それから個別の面接です。どういうやり方をするにしても、集まるという要素が入ってきますので、その3密を避けて選考をするということで、ちょっと新たな制約が入りますので、プロセスは変わると思います。ただ、県庁にとって新規の採用というのは非常に大事なことですので、採用プロセスそのものは続けてまいります。

記者)
 補正予算についてお尋ねしたいのですが、感染拡大防止策と医療提供体制の整備で、軽症者の療養を行うための施設の借り上げ4億4,962万円、これは具体的にホテルをいついつぐらいにこういった形で用意をしたいというふうに、今どの段階まで来ておられるのか。

知事)
 申し上げておりますけれども、手を挙げてくださった方、22施設ですか、それを全部足し上げると、我々十分部屋数は足りていることになります。ただ、あまり早く契約してしまうと、かなり余分にお金がかかりますし、手を挙げてくださった施設全てが、我々にとって条件の合ういい施設とは限りません。病院から遠すぎるですとか、いろいろありまして。ですから、我々からして、それぞれのステージに応じて値段があるですとか、いろいろな条件に合ったものから今契約を進めているところであります。いくつかの施設については、もうずいぶん煮詰まっているということを聞いておりますので、近々発表できるのではないかと思っています。

記者)
 近々というのは、週明けぐらいにでしょうか。

知事)
 それはちょっとよくわかりません。とにかく我々とすれば、間に合わないということには絶対ならないようにするということでございます。

記者)
 もう一件が、その上のPCR検査機器や人工呼吸器等の整備、決して岡山県だけでなく他県も非常に問題というのか苦しんでいるところなんですが、この辺りどのように整備を進めていかれたいか、この7億2,929万円ですね。

知事)
 とにかく、我々、PCR検査の数が少ないんじゃないか。人工呼吸器も、岡山県は他県と比べれば、人口当たり、人工呼吸器ですとかエクモは多い方なんですけれども、それでも例えばアメリカやヨーロッパと比べるとかなり少ない。これは日本中そうなんです。ICUもそうですけれども。ですから、本当にアメリカ並みの状態になったら、これはもう他の県より多少恵まれている岡山県でも、これひとたまりもないわけでありまして、我々として今のこの時間を利用して、少しそういったものをビルドアップしていくということでございます。ただ今度難しいのが、エクモが典型例ですけれども、エクモを増やしたところで、あれはもう本当に人手のかかる機器でありますので、また救命率も必ずしも高くありませんので、現実的な増やし方というものが大事になってきます。実際、人工呼吸器はやっぱりもう少しあった方がいいのかもしれませんけれども、そんなことよりもまずマスクとガウンだっていうお話もあるわけでありまして、それぞれ必要なものをきちんと精査しながら、あとこれもお金があってかつ物がなければいけない。物があってもお金がなければ買えませんし、お金だけあっても物がないんだったらほとんど意味のないものになります。そこは両方目配りしながら、本当に医療機関それぞれの皆さんから、我々を守る防具なしに戦うときが、もうすぐ数週間先に迫っているっていう非常に切迫した声を伺っておりますので、予算の確保、それは今回専決でやります。あと、具体的には、物の調達についても今取り組んでいるところでございます。

記者)
 検温についてお伺いしたいんです。一つ目が、以前の会見から検温器が数が集まるのか、なかなか現実的なそういうところが難しいのかなと思うんですけども、今回とりあえずまず1か所になって様子を見るっていう背景について教えてもらっていいですか。

知事)
 私自身も実はそこについて詳しく聞く時間がなかったわけでありますけれども、実際、
1か所でやろうと思ったら、必要なものってたくさんあります。人を手配しなければいけない。当たり前ですけど、体温計ですとか、防具ですとかいろいろな資材を持ってこなければいけない。防具ですとか、体温計っていうのも、実際にはもしそこで検温しなければ必要ないものでありまして、それぞれの体温計だとか、防具だっていうのは、いるからいろんなところでパンパンに使っていたり、実際、他にもっと在庫ないのかって言って、みんなが探し回っているものでありますので、あまりたくさん現場から抜くっていう、抜くのがどうかっていうよりも、そもそも抜けませんので、何かどっか眠ってたやつがないかっていうことで、血眼になって探したんだっていうお話ですので、いろいろ実際やろうと思っても制約がございます。半年前にやるんだったら、ずいぶん簡単にできたと思うんですけれども、平時であれば。今いろんなものが払拭している中で、かき集めてやろうとしているというのが実際のところでございます。

記者)
 その上でちょっと知事個人の考えも含めてお伺いしたくてですね。まず1か所やられて、今現在としては、まずこれからやるかどうかも含めて検討するという段階なのか、それとも知事の中では、もうゴールデンウィークは何かしら絶対やるというお考えなのか。

知事)
 元々私アイデアを自分自身で出しておいて、それでその会議もその場で撤回したっていう理由の一つが、事実上それでどれぐらい流入を阻止できるのかっていうことなんですけれども、私には権限もありませんし、本当に止めようと思ったらかなりのトラブルになったり、下手をすると交通事故ですとか、障害の事故、いろいろなことが考えられます。しかもそこに法的権利がないわけですから、実際にはなかなか難しいなっていうことだったんですけれども、ただこんなことまでしてるんだっていうことを、ぜひ周辺の県の皆さんに知っていただきたい。このゴールデンウィークの前に知っていただきたい。いやそこまで嫌がってるところに行くか、あんまり気分のいいことにならないよね、自分たちもあんまりトラブルになりたくないし、下手にそこに取材が来て、名前までは出ないにしても、顔をさらされるみたいなことはもうごめんだよねっていうふうにもし思っていただければ、もうそれが一番の多分成果になるであろうということで、山形県の事例も見ながら、もう1回やってみようっていうふうに今チャレンジをしているところでございます。とにかく、とにかくこれはもう岡山県民が外に出るのも困るし、他県の方が岡山県に入ってくるのも困るんです。それぞれの県境、もっと細かく言えば市町村の境がいいんでしょうけれども、遠くに行かない、2週間我々が遠くに行かないっていうことを徹底すれば、このウイルスはそれ以上生き残ることができない。ウイルス皆そうですけれども、ウイルスですので、ぜひみんなで頑張ろうよ、それができないから医療がどんどん疲弊をしていって、どこかで何らかのミスっていうのもしょうがないんです。ケースが多くなれば必ず院内感染が起き、クラスターが発生をし、もっとひどい状態の中で我々は戦わざるを得なくなる。ぜひ今頑張っている人たちを守るために、また我々自身の命を守るために、できるだけ早くこの状態から復帰して、経済と暮らしを守るためにも、今は自分の居場所にとどまっていただきたいと思っています。

記者)
 最後ですが、お話を聞いていると、やっぱりまず知事がそうやって方針を示されたっていうことが一つ成果なのかなと思ってまして、でも一方で現実的な問題もあって、今後については未定という理解でいいですか。

知事)
 まだ未定です。もうとにかく、いまだに旅行を考えている、遠出を考えている方がいらっしゃる。そういう方は、なかなかちょっとやそっとで自分のやり方を変えようとしない人たちのようでありますので、もうしつこくしつこく新聞を見てもなんかやめてくれって書いてある、テレビを見ても何かどっかの知事がどっかの市長がこう言ってた。しかも、自分の会社からもさらに注意されたとか、友達からも言われた、もういろんなところからもう勘弁してくれよ、やめてくれよ、ステイホーム、ステイインユアーホームタウン、表現は何でもいいです、もうそこにいてくれっていうことを伝えなければいけないと思っています。我々、強制力がない中でやっています。他の国は、警察力を動員して、むやみやたらに外出している人は逮捕してまで、感染を押さえ込んでいます。我々そういう権限がありません。ぜひ、いろんなことで効果を出していかなければいけないと思っています。

記者)
 補正予算で何点かお伺いしますけれども、今回補正を組みまして、今後も一人10万給付もありまして補正を今後組むことも考えられますけれども、たちまちPCRセンターの財政措置も必要だと思うんですけども、近くまた補正を組む予定というのはあるんでしょうか。

知事)
 とにかく必要であれば、必要なタイミングで何度でも補正を組みます。我々の財政のこともあります。できること、できないことはあるんですけれども、命のことに関することであればもう絶対に組みます。国に泣きつこう、怒鳴り込もう、もうありとあらゆる手段で財源を確保して補正を組みます。

記者)
 現時点で具体的に組む予定は、今のところはいかがでしょうか。

知事)
 予定があるものは、もう今組んでしまっています。組みたいんだけれども、お金がないから今回組んでない、そういうものはございません。

記者)
 今回県単独事業も6事業が組み込まれてますけども、知事の見解とか思いはいかがでしょうか。

知事)
 それぞれそんなに大きいわけではないんですけれども、結局、国のメニュー、意外といろいろあります。ただ、実際こんなの申請したことがある人なんてあまりいないわけですし、みんなが一斉に申請をする、また書類もずいぶん簡素化されたとはいえ、三つが二つになったっていうんじゃなくて、この60が30になったとか25になったっていうレベルですけど、やっぱり大変なわけであります。その説明をする、支援をするっていうところが非常に実際には大事なんじゃないか、これ水害のときの経験もありますので、中小企業の課題解決を図る専門家を派遣しようですとか、商工会議所、商工会、企業支援体制、必要ですので、そこを充実させようですとか、そういったところに私とすれば非常に気を配ったところであります。あと、シンガポールで非常に評判がよかったということで、もう転んでもただでは起きないっていうことです。例えば、宿泊施設も今はガラガラで休業しているところもあります。施設のタイプによっては休業してほしいと、特に県外客を受け入れるのはもう勘弁してほしいっていう、空いてる時間をうまく活用して、普段だったらできないような改修だとか、合理化をしていただければいいんじゃないかなと思っているところでございます。最近、ビルド・バック・ベターっていう、どうせ建て直すんだったら、この期間を利用してもっとよくしてやろうっていう、クオモ知事は、実際にはビルド・イット・バック・ベター、イットが入ってます。それはもう人によって表現それぞれであって。ビルド・バック・ベター、BBBっていうのがすごくいいよなっていうことで、ずいぶんアメリカでも話題になっているようでありまして、本当に今やることがない、これ危機なんですけれども、何とか生活は回っていくぐらいのところができれば、その余った時間を持って、さぁコロナ後、以前よりも何かよくできるものはないか、これだけ空いたんだから、できることはないかっていう、そういう発想もぜひ持っていただきたいと思っているところでございます。

記者)
 もう一点、財政調整基金の取り崩しをして、ちょっと残高が減ったんですけども、これに対しての知事の見解をお願いします。

知事)
 とにかく財政調整基金、本音を言えばこれ以上もう取り崩したくありません。というのが、結局こんなコロナで大変なことになっているから、今年の雨は集中させないようにしようっていうほど、神様気を配っていただけません。今年も2年前のような大雨が降るかもしれません。水害が起きるかもしれません。そういうときに非常に大事なのが、この手元にある財政調整基金であります。2年前ももうほとんどゼロになるまでどんと使って、後からいろんな形で国からご支援いただいたんですけれども、最初に動けるものは財政調整基金で決まりますので、これがもしほとんどない状態で2年前の水害を迎えていると、やらなきゃいけないのがわかってるのに動けなかったという可能性もあったわけであります。ですから、ほんの数億円と言っても、私からすると大変悩ましい数億円でありまして、これはこれから国の閣議決定された補正予算で実際に箇所付けがなされて、それで大半回収できると我々は今考えているところでございます。

記者)
 補正予算に関連して追加でお尋ねしたいんですけれども、先ほどの知事の話でもあったと思うんですけども、いわゆる県単独事業の考え方のところで、その資金繰りとかに関しましては、国の制度というか、国のメニューによって回収できると思うんですけれども、そういった国の様々なメニューを踏まえた上で、この限られた財源の中で、県単独事業にこういうメニューを揃えたという、その発想の考えと基本的な考えというのはどこにあるのでしょうか。

知事)
 お財布の大きさというか財政力で言えば、国はもう都道府県ですとか市町村を圧倒しています。都道府県、市町村で、ちょっとでも対抗できそうなのは東京都だけでありまして。これは構造的に何度も言いますけれども、必要な仕事っていうのは、地方で6、国で4なんですけれども、わざと調整機能を作るために、国で6取って、地方は4取って、このダブリの2割分を使って配分をしています。ですから、何か普通でないことが起きたときには、国の方でだいたい措置するしかないんです。我々もとにかくカツカツにコントロールをされていて、必要があれば上にお願いをするっていう、これは補完性の原則、市町村ができないときは県が面倒を見ます、県ができないときは国が面倒見ますっていう、私の高校生のときのような状態であります。私高3のときに、中学、高校から少しずつ少しずつ小遣いが増えていって、最後、最高額、月1,500円まで上り詰めたわけであります。まぁ所詮その程度ですから、もう本を2冊買ったらもう終わっちゃうわけですよね。ですから、何か大きなものがあると親に言わなきゃいけないのと、非常に近いような状態であります。そうしたら、お金がないんだから県は何もする気はないのかっていうと、それは本当に違いまして、実際水害のときもそうでしたけれども、ボリュームとしてどんと我々単独で出すっていうのが事実上不可能であっても、タイミング的なもの、こちらは国から出るのがわかってる、でも出るのが3ヶ月後っていうとそれは辛いよなって言って、我々が少し早めにお渡しをするですとか、なかなかそれもちょっと制度上、私が思うほどには簡単にできないんですけれども、でも、少なくとも、県が普通のプロセスを踏んでいったら1か月半かかる手続きを、何とかかんとかいろんな工夫をして、6週間じゃなくって4週間、できれば3週間みたいな、このタイミングを前にする努力っていうのは、トータルの金額がたとえ変わらないにしても、実際私もともと仕事をしてましたから、資金繰りって言うのは、本当に気が狂うほど怖いことがあります。1週間でも早くもらえると、天と地ほどの違いがあるんだっていうことがありますので、できる限り、そこは敏感に対応したいと思っています。それが私も常に気になることです。それ以外でも、他県で普通にやってるよりも、ちょっとでも工夫をする。これも実際に事業を行っている、生活をしている人から見てどうなのかっていうことを常に考えてもらうようにお願いをしています。

記者)
 確認ですけれども、いわゆる県の単独事業ありますけども、これは国のメニューではカバーできないようなところというのを県が埋めるというか、補完するというような考え方でしょうか。

知事)
 国のメニューにあればこれはもう本当に素晴らしいことで、それはすっとさせていただく。これは必要だろうと思っても国のメニューにないと、辛いんだけど、でもここはやっぱりやらなきゃいかんっていうことについては、規模はいろいろあると思うんですけれども、させていただいています。

記者)
 検温のイメージなんですけれども、瀬戸パーキングエリアにおそらく県庁の職員さんと多分県警の人とかも行くのかなと。まず、人数はどれぐらいを考えていらっしゃるのでしょうか。

知事)
 どれぐらいになるのか、私も自分ではよくわかっておりません。とにかく実際に来られる方を、網羅的に把握して、後悔させて戻すっていうことにはならないと思います。いかに歓迎していないか、警戒しているかっていうことを主に他県の皆さんにお伝えできる人数っていうことです。

記者)
 他県のナンバーを見たら、そこの運転手さんとこに行って、例えば非接触式の体温計で計る、それで熱があったら帰ってもらうか、あるいは帰ってくださいって言ったり、あるいは人との接触を避けてくださいって言ったりとかでしょうか。

知事)
 私、詳細についてまだきちんと教えてもらっているわけではないんですけれども、詳細が決まってるかどうかわかりません。ただ、今こんなイメージっていうことで教えてもらってるのが、これも絶対県警の皆様方のご協力も必要だと考えておりまして、警察官が交通安全のお願いをするときに、今感染拡大防止のために協力してくださいねっていうパンフレットなのかチラシなのか、お見せするもしくはお渡しをする、そこの横に県庁職員が行って、どうなんですかこうなんですかみたいなことが言えればいいなっていうのが、だいたい最初話していたイメージでありまして、できる限り車でパーキングエリアに入ってきた、私ナンバーを見て声かけする人を決めるのかちょっとよくわかりませんけれども、声をかけられた人が、まずいところに来てしまったなと、これは何か盛り上がってどこどこに行こうということに家族でなっちゃったけど、いやぁ-あのときに冷静に考えておけばよかったなっていうふうに、それぞれ後悔をしていただくようなことになればいいなと思っています。

記者)
 またちょっと概括的なレビューに戻っちゃうんですけども、補正予算、いろいろ知事のところに業界団体から要望とか今まで結構受けてきたわけですけれども、要望とかに応えるような予算に、まだ最初なんで、まだまだなんですけども多分ですね。でも最初の一歩としてはそういう何かしようと思っている知事の思いとか見せれるような予算になった感じですか。

知事)
 とにかくこの予算、まず先日閣議決定された国の補正予算に対応をしています。補正予算の中でも、まず緊急にやるぞっていうところと、V字回復、中長期的にやるぞっていう二つに分かれてるうちの、まずこれやるぞっていうところに対応をしたものになります。先ほども何度も申し上げてますけれど、我々自身でやりたいことっていうのは当然あるわけですけれども、どこの県だって思いつくことはかなりかぶるところがあると思うんですけれども、非常時の臨時的な財源はもうだいたい国が持ってますので、そのメニューをどう使うか、応用するかっていうところから入らざるを得ないというのは、これ実態のところです。それが我々の要望に沿うように、閣議決定、議決をされる前にいろいろ折衝をするわけでありますので、そういう意味では岡山県を含めて全国知事会の思いもずいぶん盛り込まれた補正予算、これ間違いないわけであります。ですから、それに対応するものをきちんと我々も組んだと、いろいろお願いをしたりするんだけれども、これは入ってないので我々自身でやらざるを得ないっていうことについては、規模はそんなに大きくないかもしれませんけれども、県単独事業として、列挙させていただいたということになります。もしまた次に必要なことがあれば、私の思いとすればもう何度でも補正予算を組みます。これは、2年前の水害のときにまずバンと専決させていいただきました。もうほぼ毎月やってたようなことでしたけれども、あのときは。とにかく、必要が生じるたびにやっていくというのが私のイメージであります。

記者)
 検温についてなんですけれども、これまでの会見の中で示唆いただいてる部分あるんですけれども、瀬戸パーキングエリアという場所に特定した理由を教えてください。

知事)
 私とすれば、県境のところでバンと止めるっていうのが一番理想なわけであります。さすがに、越境していくと問題が起きる、別の問題が起きますので、岡山県内に入った途端に、おいおいどうしたんだっていうことなんですけども、当たり前ですけれども、高速道路で車を止めたらもう本当に大事故に繋がりますので、これは現実的にはない。となると、インターチェンジで降りたところなのか、パーキングエリアなのかっていうことなんですけれども、降りたところでもやっぱり追突事故ですとか、いろいろな事故の可能性があります。高速道路で流れてるときに、80キロか100キロで動いてるものが多少減速したとはいっても、普通と違う動きをする。それによって事故が起きた、重傷者が出た、最悪死者が出た、そういうことにはしたくないということでありますので、パーキングエリアっていうのはもともと車が止まってるところですので、そういう余分なリスクを背負わずに啓蒙、啓発ができるんじゃないかということで、できるだけ岡山県に入ってすぐのところでやりたい。ただ、実は岡山県に入ってすぐ、ちっちゃいパーキングエリアがあるんですけれども、あまりに小さくて何かトイレがあるぐらいなんだそうで、ほとんどの人が素通りするところで待ち構えても、これは何かすり抜けられてしまいますので。そこそこの人が利用する、実績のあるパーキングエリアで待ち構えるということになったそうでございます。

記者)
 重ねてなんですけれども、先ほどの質問の中で、今後は未定というふうにおっしゃられたんですけれども、知事の意向としてはやっぱり人の行き来が多くなる大型連休っていうのを一つ絞ってらっしゃったと思うんですけれども、29日以降の大型連休中の再実施っていうのは未定ということなので、可能性はあるということになりますでしょうか。

知事)
 それはあります。私の思いとすれば、何かとんでもないことを岡山県がやるらしい。下手をすると顔がさらされるかもしれないらしいとか、何かトラブルになるらしいとかっていうことになって、皆さんが安易に考えていた、週末もしくはゴールデンウィークの家族旅行、友達との旅行を止めていただく、我々が水曜日、待ち構えていたのに、何か行楽客が全然来ない、業務用のトラックだけだみたいなことになるのがベストであります。私とすれば、さんざんおどし上げておいて、いかにその発生そのものを抑えるかというところに主眼が置かれています。実際に何回するかっていうのは、あまり私の中で大きなことではありません。何回もしなきゃいけないんであれば、事前の告知があまりうまくいかなかったなっていうことになります。

記者)
 最後に一点、瀬戸パーキングエリアにされたっていうのは、やはり岡山県以東からの流入っていうのを非常に意識されての選定という理解でいいでしょうか。

知事)
 大阪府、兵庫県からの流入を、強く強く警戒をしています。普段は、関西のお客様、特に県北においても大変ありがたいお客様なんですけれども、この状況においてはもうしょうがないんですけれども、もう絶対に入ってほしくありません。

記者)
 今の関連で、今回は下り線だけでやるっていうことでよろしいですね。

知事)
 そうですね。はい。

記者)
 それともう一点、今スーパーの混雑がかなり問題になってきてますけれども、岡山でも買い物に行くと混雑しているときを見かけることがあるんですけれど、現時点で知事の思われること、あるいは県民へ呼びかけがありましたらお願いします。

知事)
 昨日かな、スーパー業界に対して我々こういう働きかけをしてるんですっていうお知らせをさせていただきました。私もこれ最初に話題になったのはアメリカでありまして、アメリカで、その中でもニューヨークとカリフォルニアが一番よく報道されてましたけれども、やっぱりこれ自体がリスクだっていうことで、レジのところにはしるしを書いて間隔を空けて並びましょうですとか、カゴはアルコールで拭いてから渡しましょう、エコバッグっていうのはすごく大事なんだけれども、エコバッグを通じて感染が広がる可能性があるので、何とカリフォルニアでもエコバッグは今だけ使うのやめましょう、スーパーが支給する使い捨てのビニール袋、要するに我々が普通に使ってるビニールを復活させましょうですとか、もしくは混む場合には人数制限をしましょう、東京都が提唱したばかりの話ですよね。あともう一つ、どうしてもやっぱり混むことが避けられないということで、シニアアワーを作りましょう。特にこの新型コロナウイルスは、高齢者に厳しい病気ですので、高齢者の人が絶対にかからないように、朝の30分だったり、お店によっては1時間を高齢者専用の時間帯に指定をして、ゆっくり比較的安全な中で買い物をしていただく。普通の方はその間は入れないようにするですとか、いろいろな工夫をしています。我々としても、ちょっとそういったいくつかの会社と相談をしながら、まずこれはやってくださいっていう三つのことをお願いをしたところであります。状況に応じて、人数制限ですとか、高齢者に特定の時間帯を設定していただくですとか、そういったことも順次考えていかなければいけないなと思っています。私が聞く中で言えば、首都圏ほどの大混雑っていうことにはなっていないようでありますけれども、必要とあればそういったこともまた業界団体と考えていく必要があると思います。

記者)
 補正予算についてなんですけれども、改めて、年度の初めに補正予算を組むということで、かなり珍しいタイプだと思うんですけども、その辺の思いを教えてください。

知事)
 岡山県の長い歴史の中でも、4月に補正予算を組んだっていうことはなかったんじゃないかな、知りませんけれども。非常に珍しい、ついこの前、年度の予算を作ったばっかりなわけですから、ただ、この新型コロナウイルスの感染症、それぐらい速いスピードで状況が変わっていっています。もう1週間経ったら全然違う様相っていうことが、いろいろな県で平気で起きています。そういう状況からすれば、4月も当初予算を議決してもらってからわずか何日後って言ったって全然構いませんし、5月に補正予算をまた新たに組むことになっても、それ自体驚きません。私とすれば、必要なことを必要なタイミングでする。それだけの話であります。

記者)
 改めて、補正予算のお願いを最後に一言いただけますでしょうか。

知事)
 とにかく感染拡大防止、これがもう第一です。患者が増えなければ、いろんなことを防げる、いろんな悪いことを防げますので、まずこれのために今できるだけのことをするっていうことと、19人いらっしゃる、クラスターは出ていない、院内感染も起きていない、でもすでに医療現場は疲弊をしています。いろんな資材が尽きかけています。そこの補給、援助、支援をするということ。我々の努力というのは、もうほぼイコール経済を殺すことをやっています。外に出るな、人と会うなっていうこと、普段のイベントを自粛してっていうことを、非常に申し訳ない残念な思いでお願いをしています。経済が、会社が、生活がひどいことになるのを何とか抑える、また会社には生きといてもらわなければ、次の復活がありませんので、そのために今やらなければいけないことを盛り込んだ補正予算ということになります。

記者)
 再三の検温に関してで申し訳ないんですが、ちょっと2点確認してください。検温の実施に関しては、県警さんの方にも協力をお願いをするという形でよろしいですか。

知事)
 私自身、本部長に直接お願いをさせていただきました。普通こんなことを県警はされないわけなんですけれども、とにかく知事が県外からのウイルス、患者の流入にものすごい危機感を抱いていることはよくわかりました。我々としても、協力できる方向で検討をいたします。その検討を約束していただいたということで、必ずやりますよっていうふうに言っていただいているわけではないんですけれども、ここで発表できるぐらいにだいたい計画ができたっていうことだと理解しています。

記者)
 もう一点なんですが、29日の日程に関してなんですけれども、30日、1日と平日を挟むわけで、その後の大型の5連休に向けて、岡山県としてはこういうことを気をつけてくださいというメッセージの姿勢を示すということでしょうか。

知事)
 とにかく私としても一番避けてもらいたかったのは、連休の初日にやるなんていうのはもう遅すぎるということなんです。連休の初日にやったっていうニュースを、大阪、兵庫の皆さんが岡山県内で聞いてるときには、もう入ってきちゃってるわけですから。ですから、もう予約もしたし、さぁ行こうっていうふうに思ってるときに、こんなニュースが入って、いやこれはまずいぞ、ちょっと今からでもキャンセルして、ビデオ借りて家で見ようかっていうふうにゴールデンウィークの過ごし方を変えていただく、いただけるタイミングでこのニュースが流れなければいけないということで、この日になったということであります。

記者)
 二点あるんですけれども、まず補正予算からお伺いします。医療体制の整備のところで、マスクや防護服の購入・配布というのを入れられてますけれども、先日の専門感染症会議でも、5月半ばでマスクが切れてしまうですとか、そういう切実な声がありましたが、どれぐらい確保できたらいいか、もしくは確保できる見込みがあるかというのがあれば教えてください。

知事)
 今私、具体的なマスクの枚数ですとかが頭にあるわけではありませんので、これも消耗品ですので、50万枚あったら大丈夫なんですっていうことがそもそもないんですよね。月にどれぐらいいるのか、それも患者がこのレベルであればこの程度で済むんだけれども、例えば岡山県内の患者数が100人を超えたときには、そのPPEの個人防護用の資材の使用量っていうのも跳ね上がることがもう容易に想定できるわけでありまして、いろいろなシナリオに沿って、最悪これぐらいのペースでなくなって、それがどれぐらい続くとどうなるっていうことですので、いろんな数字を頭に入れながら、調達先と話をしている状態であります。あまり半年先まで見据えた完璧な計画っていうことにはなっていません。とりあえず切れないように考えているということです。

記者)
 もう一点、連日お伺いし申し訳ないんですが、休業要請についてなんですけれども、昨日もいくつかの県で要請があったというふうに聞いてるんですが、岡山県の姿勢としては今のところ変わってるところはありますでしょうか。

知事)
 元々の考え方は変わっていません。どういうことかっていうと、そもそも休業要請そのものが目的ではないんです。いかにソーシャルディスタンスを取っていくか、この3密を避けるのかっていうことでありますので。我々として、今どういう状況になっているのか、さらに踏み込んだ対策が、何度も言いますけれども、我々の言うこの3密対策であったり、ソーシャル・ディスタンス対策っていうのは、やればやるほど経済を殺すことになったり、迷惑をかけたりするわけですから、そうは言ってもこれを放置していては、必ずまた患者が出る、もしくはクラスターが発生するっていうところは厳しくやりますし、ここはほとんど実はリスクになっていないんだよなっていうところは、そのままにしています。あまり私は包括的にざあーと網をかけるのが今の岡山県にとっていいとは思っておりません。ただ、いろいろ状況がもう本当に日ごとに変わっています。パッチみたいな、絆創膏みたいな形で、ここ、ここっていうことをしなくてもいいのかっていうことは、実際に連日議論をしているところでありますし、それぞれの業界だったり、会社といろいろ折衝をしていることも事実であります。あと、市長ですとか、いろいろな普段仲よくしている連絡のいいところから、ここはちょっと頼むよっていうお話があるのも事実であります。そういったいろいろな状況を考えながら、今、日々過ごしているというのが実態であります。
私自身はあまり横並びを気にしない人間でありますので、民間企業の経営者だったのに、こんなところに手を挙げてこんな仕事してるぐらいですから、周りの県がやってるから、何か我々もやっといた方が無難かなみたいなそういう発想で休業要請をすることはありません。

記者)
 この時期、連休前に検温するっていうのをここで言うということは、その抑止力になるということをかなり期待されてお話があったと思うんですけど、予算に関しては、ゴールデンウィーク前という非常に微妙な時期、これから休み入っちゃうわけですが、この時期に発表されたっていう意図っていうのがどういうところにあるのか、それとその実効性自体はいつ頃から出るような形をお考えになっているのか。

知事)
 今回補正予算をもうなんとも何としてもゴールデンウィーク前ってよりも、国の閣議決定がされたらもうすぐにでも出そうと、我々自身、国のメニューが見えて初めて具体的なものが出せるわけであります。だいたい想定がついておりましたので、こういうメニューが入らなきゃ逆におかしいっていうことで、ある程度予想して準備をしておりました。だいたい当たりましたし、全て当たったわけではないっていうことで、我々自身も調整をしてこのタイミングで出させていただいたということで、5月の連休というよりも、できるだけ早く出すぞっていうことで、今になったというのが我々の思いであります。実効性っていうことなんですけれども、県外からの流入防止っていうことについては、その意味では5月の連休前というのはすごく大事なことでありまして、我々岡山県よりも全国の多くの県が今本当にご苦労をされている一つのきっかけっていうのは、油断した3月の連休だと思います。3月の20日、三連休の前に学校の再開という方針が国から出た。いやいやこれはずいぶん我々なんか一息つけるんだなあっていうふうに勘違いをした。ちょうど桜も咲き出した、天気もよかった、結構皆さん行楽地にうわっと出たときに、ウイルスの交換が、東京、大阪を中心に行われてしまって、それで10日後、2週間後にうわあっとすごい数字になったということであります。それをもう1回繰り返したら、もう日本が持たないわけでありまして、まさにニューヨークで見たような光景を、我々見ることに、もしくは体験することになるわけでありますので、ここは本当に緊張感を持って臨まなければいけないと思っています。

記者)
 専決にされたっていうことは、議会通さずにすぐにっていうことだと思うんで、その実施としては、もう各部署には、執行まですぐにたどり着けるかどうかともかくとして、もうすぐに今日からすぐ動いてこのメニューをこなしていくっていうことでしょうか。

知事)
 おっしゃる通りです。思いとすれば、専決をする前から準備をして、私がサインをしたらすぐ動くということであります。

記者)
 補正予算に関して一点お伺いします。中小企業者の支援に関して、県独自でつけられてます、生産性の向上、魅力向上の施策があると思います。担当部署にお伺いしたら、いわゆる補助金のような形をとられるとお伺いしたんですが、今の状況を受けて、まずは資金繰りに窮しているような企業や事業者がたくさんいたりする中で、いわゆる支出を伴うような設備とするような形になってくる。知事もおっしゃられている将来を見据えて事業再開に備えてということになると思うんですが、県内の事業者の方々にとってこのあたりどのように受けとめて、今後こういった制度を利用してもらいたいと考えていますでしょうか。

知事)
 実際そんなすごい金額にはなりません。それぞれのお店だったり、会社だったり、小さいところ、大きいところ、本当にもう皆さんそれぞれご苦労をされていると思います。国の方でも、家賃のこと、固定資産のこと、要するに固定費をどういうふうにするんだっていうことを真剣に今検討をしていただいています。とにかくそれぞれの会社に生き延びてもらう、もしくはこれからどうやって生き残るのか、場合によっては自分たちのやってる仕事を変えてでも生き残ってもらうっていうことを真剣にお考えいただく。また私自身さっき言いましたBBB、ビルド・バック・ベター、ビルド・イット・バック・ベター、何かもう転んでもただでは起きないし、もしかしたら前よりもいい形、より合理的、より汎用的、より新しい社会に適応した形で、会社をもしくは我々の仕事のやり方を変えられるんじゃないかっていう思いを持ってもらいたいっていうところをこの魅力化向上に込めました。たったこんな5億ぽっちのことで、そんなことができるとは思っていませんけれども、全て守りの予算にはしたくなかったということなんです。厳しいとき、真っ暗に見えるときでも、なんとか夜明けのことを考えながら過ごしていただきたいという思いもございます。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事臨時記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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